くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

涙道閉塞症とレーシック (2) @ Level 2.5

かなり期間が開いてしまいましたが、Chapter 2です。

今年の年明けに涙腺専門の病院へ行き、肉芽というポリープが出来ているため「涙道閉塞症」と診断され、次の月に手術を行うように言われました。手術の予定日として、最初に予約を入れたのは2月。

私が行うように勧められた手術は、「ヌンチャク型シリコンチューブ手術」と呼ばれるもの。「シリコンチューブ挿入術」とも呼ばれているみたいです。内視鏡を涙道内に挿入し、先端に付いた棒みたいなものでつっついて涙道を開通させます。開通させた後に、シリコンの細いチューブを涙道に挿入し、再び閉塞してしまうのを防ぎます。このチューブは、3か月程度、涙道に入れたままにするのですが、簡単に抜け落ちてしまわないよう、チューブの端を膨らませてヌンチャク型にしてあるのです。

 

詳しくはこちら:

なみだ目(流涙症)|横浜の眼科なら横浜市南区のかめざわ眼

 

手術自体は日帰りで済みますが...とにかく痛そう。また、移動が多い私にとって、3か月の間、いつでも眼科に駆けつけられる状態にしておくのはかなりしんどい。飛行機の中で眼からチューブが飛び出たらどうしろってんだ?

おまけに....この手術の合併症や後遺症について医師に尋ねると、

1) ドライアイがひどくなり、術後から眼の渇きや痛みを訴える人が居る

2) シリコンチューブが眼頭から抜けてしまい、眼からびよーーんとチューブがはみ出してホラーな状態になる可能性があり、その際はすぐに病院へ駆けつけないといけない。

3) チューブを挿入している間は、鼻をかむことができない。鼻をかむとシリコンチューブが外れて、2) の状態になってしまう。

4) まれに術後に痛みが長引いたり、顔が腫れてお岩さんになる事がある。

そのなかでも特に、ドライアイがひどくなるというのは私にとってかなりリスクが高いわけで。

今、何とか仕事がしていられるのも、もしかしたら涙道が閉塞して涙が潤ってくれているからじゃないのか?むやみに眼をいじるのは良くないのではないか?別に眼から涙が常にあふれていても、それで収入を絶たれるわけではないのだから、このままで良いんじゃないか?それになぜ寝ている間は眼が乾いて乾いて、枕元に目薬を置いて寝ないといけないんだろう?涙道が閉塞してたら、寝ていても涙で潤っているのではないか?

でも、人と話しているといつも眼鏡をはずして、ハンカチで眼を常にふかないといけない。だから、いつもあちらこちらに眼を拭いた後のティッシュが散乱してる。眼鏡に涙のしぶきがいつもはね飛んで、眼鏡を何度もふかないといけない。アイメイクはもう5年もしていない。目じりがいつも涙でかぶれて、赤くただれて手に負えない。

ぐるぐるぐるぐる悩んで悩んで悩んでもう頭がフリーズなわけで。

 

結局私は、手術とドライアイが怖くて怖くて怖くて怖くて、手術を延期し、セカンドオピニオンを求めて遠くの病院へと足を運びました。数年前にもレーシック後遺症の治療で訪れたことがある病院です。そこで検査したところ、確かに右目にポリープはあるし、涙道が閉塞気味とのこと。ただ、涙道を100%開通させてしまうと、確かにドライアイで再度悩む可能性は否定できないと。

 

私が手術を躊躇しているのは、下記の疑問点に答えられていないからなのです...

  • 寝ているときには常軌を逸したドライアイで、枕元にサンティア目薬を置いて4時間ごとに涙を補給しないといけません。涙道が閉塞しているのなら、夜間も潤うのでは?これはなぜ?
  • 起床時には瞼が目やにで乾燥して張り付いていて、手で剥がして眼を開けています。これはなぜ?
  • 日によって、涙がだらだら出る日と、あまり出ない日があります。これはなぜ?
  • 早朝から15時あたりまでは、かなりの涙目に悩まされ、夕方からは逆にドライアイ気味になります。これはなぜ?
  • 22時を過ぎると、判で押したように涙目が治ります。眼鏡に涙のしぶきも飛びません。これはなぜ?
  • プリズム眼鏡をかけると眼の痛みは楽になりますが、涙があふれます。逆に裸眼だと、どの時間帯でも涙目にならないのです。これはなぜ?(ただし、裸眼では近くが見えず、眼の痛みが悪化して生活できません)

もしも、誰か良いアイデアがありましたら、ご教示いただけると助かります。いったいどういう状況なのか、自分でも良く分かりません。

ということで、多分、次のChapterへ続きます。

 

...最近、視力が落ち、裸眼で 1.0 以下になってきたせいか、少し眼の痛みが楽になってきました!レーシック後5年目の現在、裸眼で、近くはほぼ見えず、遠くも徐々に見えなくなってきています...