くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

涙道閉塞症とレーシック (1) @ Level 4.8

更新が滞ってしまいました。

眼のすべてのエネルギーと労力を、生活の糧である仕事に注ぎ込むのに精一杯。家に帰ると、真っ暗ななかお風呂に入り、ラジオを聞いて速攻で寝る、睡眠時間を死守する。とにかく眼をシャットダウンして、何が何でも寝て眼を休めて明日に備える...という見事に味気ない生活が続いてしまいました。

さて、2010年9月にレーシックを受け、2013年1月頃から悩まされ続けて来たのが「涙流症」。レーシックを受けてドライアイになるものの、涙点プラグや目薬などの治療で、ドライアイはほぼ完治。それなのに眼の表面・眼の奥の痛みは全く良くならず、それどころか逆に、眼から涙がだらだらこぼれる「涙流症」のような症状がひどくなって来てしまいました。

何度も何度も眼をテッシュでぬぐわないと、眼から涙がこぼれるし、眼鏡に涙のしぶきが飛ぶし、かなり生活に支障が出て来たのが2014年。そして数ヶ月前、涙腺専門の病院へ重い足を運びました。

診察は、両眼の目頭にある上下の涙腺に、細い注射針のようなものを入れ、適量の水を流し込み、同時に針の先端についた内視鏡で内部を検査するというもの。ビジュアル的には痛そうなのですが、眼に麻酔点眼をするので、検査自体は全く痛みがありません。

涙腺に問題がなければ、眼の涙腺から挿入した水は、どかっと鼻の方へ抜け落ちます。鼻水ずるずるになれば健康な涙道で、鼻水として水が流れ落ちなければ閉塞です。左目から水を注入したときは左の鼻からだらりと水がでてきたのですが、右側は全く水がでてくる気配がありません。

残念なことにこの検査で、右目に肉芽という小さなポリープができていることが分かりました。左目の方はポリープなどは無いのですが、涙腺が細くなっている可能性もあるとのこと。正式な診断名は「涙道閉塞症」。

 

レーシックをしたから涙道閉塞になったという訳ではありません。ただ、レーシック後の治療などが涙腺閉塞を引き起こした可能性が高いようです。

 

涙腺専門医の先生の話によると...

1) 涙点プラグの影響

涙をせき止める涙点プラグを長期間装着していると、涙腺に肉芽ができ、涙腺が塞き止められてしまう場合がある。肉芽とは小さなポリープのようなものです。私は2年半程度、涙点プラグを付けていました。

2) ムコスタの副作用

なんと!この4年間、毎日律儀に3回使用していた、あの真っ白な目薬「ムコスタ」が犯人の可能性も。ただ「ムコスタ」は眼の痛みにじんわりと効いた目薬だったので、ムコスタを責める気にはなれないのですが、副作用追加が遅くないかい?

ムコスタ点眼(レバミピド)涙道閉塞、涙嚢炎重大な副作用追加通知-厚生労働省 | 薬剤師専門サイトのファーマシスタ

3) ドライアイ

ドライアイの人は、涙道閉塞になる割合が高いそうです。ただ、その原因は良く分かっていないようで。ドライアイの人は、眼の表面が過敏なため、涙腺が詰まっていなくても涙流症のような症状を訴える場合もあるそうです。

 

とまぁ、これでもかと眼の不幸とブログのネタは続きます。もう疲れて来たので、続きはまた今度。