くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

右目、涙道閉塞からの涙嚢炎(るいのうえん) @ Level 3.5

非日常も、毎日続けば日常になる。

痛いのも眩しいのも、焦点が合わないのも眼鏡を多数持ち歩くのも、それが日常になった。今では、レーシックを受けたのも14~15年近くも前の事。

更年期に入ると、身体や脳の機能、そして気力やエネルギーは驚くほどに下降線をたどる。50代以降は、気力とか努力で何一つ改善できない、諦めなくてはならない項目が増える時期だ。自分の顔を鏡で見ることも、面倒になってきた。

酷暑のさなか、右目の目頭が腫れて赤くなってきた。虫に刺されたのかなと、放置。そのうち、他の人が見ても分かる位に腫れ、本人も痛むようになってきた。

 

 

涙嚢炎との診断

会社の近くの眼科へ行ったところ、涙嚢炎 (るいのうえん)と診断。抗生物質入りの目薬を投与することになる。涙を目の表面から排泄する、眼の下水道のような役割をする涙道が詰まり、そこに炎症がおきているとのこと。

この涙道の炎症は厄介らしい。

根本原因である涙道の詰まりを治さないと、何度でも炎症を繰り返す。繰り返したあげく、顔半面に炎症が広がって入院治療が必要になったり、最悪失明の恐れもあるとのこと。

自分の右目の涙道が閉塞しているのは、2015年辺りから分かっていた。10年前にはぐだぐだと悩み、結局放置。

10年後に炎症を引き起こした。

 

眼形成外科を併設する専門病院へ

涙のう炎が落ち着いてから「眼形成外科」専門の病院へ。

眼形成外科の専門病院には、難治性の患者さんが集まっていた。

ここでは眼の美容外科手術後の合併症や後遺症の治療、スポーツや交通事故の後の形成外科手術も行っているようだ。片目に野球のボールが当たったという男性が、急患で運ばれてきた。

診察室というか、手術室のような部屋に呼ばれ、有無を言わさず右目の目頭に麻酔の注射。その後、眼の上下の涙道に細い注射針で水を注入し、管が開通しているか閉塞しているかを調べる。無事に鼻の奥に水がおりてきたら、涙道は正常。

左目は全く問題がなかった。すぐに左の鼻の奥に水を感じる。

右目は、全く水が降りてくる感覚が無い。

「詰まってますねー、奥の方まで針をいれますからねー。どのあたりで閉塞しているのかを調べますよ。眼の入り口辺りで詰まっている軽いものなら、これで水が流れてきますからねー。」

と先生。

まな板の上の鯉、だっけ、鮪だっけ?

魚はなんでもいいけれど、まさにこの事だ。

先生は麻酔を追加してくれるけれど、痛い。ぎょえっ、いでぃ。

目頭の瞼の裏から、上にも下にも針をぶっさすなんて、地味にホラーだ。

「これはかなり涙道の奥の方で閉塞してますね。これ以上は無理だなぁ。次回、全身に軽い麻酔をかけて、時間をかけて内視鏡を使って検査をしますね。もし開通できるようなら、涙菅チューブを入れます」

と先生は針を抜きながら言う。

私もその術式は聞いたことがあるので、覚悟するしかない。

「しかし、くろねこさんの場合、長い間、涙道閉塞を放置されていましたよね?多分、ご本人も気づかない間に、何回か炎症を起こしていた雰囲気があるんですよ。最悪、涙道の代わりにガラス管を埋め込む、ちょっと大がかりな手術が必要になるかもしれません。覚悟だけはしていてくださいね」

と先生は続けた。

眼にガラス管?

眼にガラス管?

眼にガラス管?

脳内で、出来損ないのAI画像が次から次へと作成されていく。

 

涙道閉塞検査の後

先生から事前に注意はされていたが、この涙道周りの病気や検査は、眼周りのビジュアルがすごくなる。検査上仕方がない事とはいえ、検査してから数分後、顔にパンチを食らったボクサーのように右眼の周りに黒い内出血が。

加工無しである。

そして、このビジュアルは最低でも3週間ついて回る。

眼にガラス管など入れようものなら、どんなビジュアルになるか、末恐ろしいものがある。が、ここは50代。見てくれよりも健康だ。

この内出血は、コンシーラーを使えば目立たなくなるので、涙道閉塞をした方は即座に治療することをお勧めします。

 

涙道開通検査3日後

来月に内視鏡の治療

次の内視鏡治療は来月10月の半ば。

ハロウィンには少し早い、池袋界隈でチンピラと喧嘩してきたBBAコスプレ が右目のみで出来そうです。ネタが増えたので、またアップデートします。