くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

交流会のお知らせ : レーシック難民を救う会では11月4日(土)に交流会を開催します @ Level 2.5

9月辺りに交流会を開きますと公言していたにも関わらず、開催が遅れて申し訳ありません。秋の開催は少し遅くなってしまいますが、11月4日 (土) を予定しています。今年のカレンダは祝日の配置が悪いうえに、行くかどうかまだ分からない出張予定に重なってしまったりと...

何だか冬にずれこんで申し訳ありませんが、ぜひこの機会にご参加いただければ幸いです。

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■日時 :

2017年11月4日 (土)

12:00~15:00頃

※2次会もあるよ

 

■場所 :

東京の JR山手線沿線近辺

 

■会費:

3000円程度を予定していますが、人数によっては会場を借りるなどの費用がかかるために少し加算されるかも...

 

■参加希望の方は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。

kuroneko049@gmail.com

※携帯やスマホのみをお使いの方は、gmail.comを受信許可リストに追加いただけると助かります。せっかくメールをいただいても、gmail.comの受付が拒否されている場合がたまにあり、連絡がつかないことがあります。

 

■参加申し込み期限

できれば10月20日頃までにお願いしたいのですが、それ以降になってしまっても問題ありません。体調眼調次第で参加可能、というゆるりとした参加表明も大歓迎です。

 

■ご注意

視力矯正手術後に何らかの後遺症・合併症を発症してしまった方を対象とした交流会です。新規参加の方の場合、会の方からメンバー登録や、関連の質問をさせていただく場合もありますが、ご了承いただけると助かります。

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...レーシックをしてからきっかり7年が過ぎた。8年目に突入。

波はかなりあるが、痛みはかなりコントロールできるようになった。頓服や目薬、あるいは長年の記録による推察で、ベッドでのたうち回るような痛み発作がおきる前に、何とかそれを予知して抑え込む術も取得できた。年月がたつことによって、身体がこの障がいに慣れ、近視が進んだ効果もあるだろう。

 

無くしたものは多い。

無くしたというよりも「こぼれ落ちていった」といった感じだ。

最初に無くなったのは、物欲だった。自分を若く奇麗に見せるための化粧品、洋服、靴、鞄や装飾品。それはこの痛みを楽にしてくれる?

次に無くなったのは、経済活動における向上心だった。会社で成功するために必要な政治力、管理職になるためのマネジメント知識、経済を動かす最先端のからくりや資産の運用の学習。その先に何が待っているの?

最後に無くなったのは、所属意識だった。日本という国に所属する自分、資本主義の根幹、対価に伴うサービス、この社会のシステム、心の親和性以外の理由で集まったグループ。それは信頼できる?

最後に残ったものは、好奇心だった。別の文化を体験したい、いろんな味を試したい、いろんな音楽を聴きたい、いろんな景色を "出来る限りで" 観たい、いろんな匂い、いろんな街の騒音、いろんな衣装や風。世界はここだけじゃない ーー TwitterFacebookやインターネットや家庭や会社や東京や関東や日本やアジアだけじゃない ーー まったく異なる価値観のある違う世界と、違う神様と空と、違うシステムがあるということをただ体験する。

私にとっては、それが最後の救いになった気がする。

 

旅。

 

私を最後に救ったのは、旅だった気がする。

肉体の旅も、心の旅も、味の旅も、音の旅も、匂いの旅も含めて。