2017年2月15日、Yahoo!ニュース 特集枠の深層クローズアップにて「自由診療」事前説明は十分ですか? レーシック集団訴訟をみつめてという記事にて、レーシック後遺症の問題を取り上げていただきました。
この記事に私は、恥ずかしながら顔出しと実名で登場しています。
正直、少し勇気がいりました。
取材を行うオルタスジャパンの方々が公正で鋭利なプロ集団であること、一緒に取材に応じてくださった仲間の方のサポート、レーシック難民を救う会のスタッフや会長さんのそれは年数をかけて地道に集めたデータに基づく理論的なサポート、医療問題弁護団の弁護士先生方のサポート、そして職場や家族のサポート。本当に皆様のお陰で、この取材が実現できたと思います。
毎回毎回、このレーシック問題は、元国会議員の三谷先生を始めとして、人の力によって支えられていると思います。この場を借りて、私をどん底から救ってくれた被害者の先輩や、こつこつとブログで被害を訴えている仲間たち、この問題に関わってくださったすべての皆様に感謝を伝えたいです。
勤務先にも感謝です。「実名と顔出しでレーシック後遺症に関するYahoo!ニュースの記事に出たいんだけど」、とダメモトで会社の上司や総務に相談したら、すんなり承諾してくれました。
レーシック難民は、本当に都市伝説みたいなものでした。
居るか居ないか分からないツチノコみたいな存在。
私がこうしてリアルな存在として出ることで、すでに後遺症を発症している方の助けになれば幸いです。一人じゃない、ここにレーシック後に問題を抱えたオバハンやらオジサンが居る。だから一人じゃない。メンタルがおかしいとか、ストレスのせいとか、気のせいとか、加齢とか過労なのではない。ひとりじゃないんだよ、だから、一緒に治療の道を探そう。
...実は記事の自分の動画を見た後に、地味に落ち込みました。
自分自身が撮影された動画を観ることは、今までありませんでした。今まで「レーシック後の眼の痛みは、外見ではわからないなぁ」と思っていたのですが、自分の動画を観ると、かなり眼が痛そうな感じで、眼がしょぼしょぼしているし、誰がみても何か眼が変というのが分かってしまう...。
外見でもこんなに顕著に痛そうなんだなぁ、というのを再認識して、少し落ち込んだとともに、開き直って居直って自分の新しい姿に向き合う気持ちも芽生えました。
しかし、やっぱり落ち込むなぁ、自分の動画。