くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

調節麻痺・散瞳点眼剤を使用した治療 2週間目 @ Level 3.8

ミオピンと、アトロピン0.01% を点眼し続ける治療も、2週間目を迎えました。当初悩まされていた、脳天を殴られるような眩しさや、見え辛さも落ち着いてきて、それほど点眼前と代わりなく仕事も生活もできるようになってきました。

私の場合はそれほど眼の表面の痛みや、眼の奥の痛みが楽になるような気配はありません。ただし、点眼治療前に悩まされていた、顎や顔全体が痙攣のように力が入って突っ張る感じ、奥歯の辺りががちがちと緊張で強張って震えるような感じ、がかなり和らいできたので、少しずつであっても眼精疲労が緩和されてきているのかもしれません。

ただ、これは私自身の体調の問題もあるかと思います。

ですので、調整麻痺・散瞳点眼による治療が、顔や頭、顎などの眼精疲労から来る強張りや突っ張りに効くのかどうかというのは、まだ分からないですね。

あと、涙が始終ぽろぽろ流れてきて本当に困る症状ですが、こちらはちっとも改善の兆しがありません...のでかなり困っています。ひっきりなしに眼鏡を押し上げて、ハンカチで目頭を押さえないといけないというのは、どう考えてもおかしい。涙がいつも眼に溜まっていて、ハンカチでふかないとぽろぽろ流れてきて、笑いながら泣いているというのも、どう見てもおかしい。

この症状、本当に人と会っているときには、「ぎょっ」とされることが多いので、何とか治したいものです。この症状がレーシックによるものなのか、全く別の原因で発生しているのかは分かりませんが、情けないというか、恥ずかしいというか、この症状だけで自動的に引きこもってしまいそう。はぁ。

 

最近、レーシック被害者会にて、悲しい報告を受けました。レーシックを受けたあとに後遺症を発症した若い患者さんが、自ら命を絶ってしまったそうです。残された家族の方から、レーシック被害者会に相談があった事で判明しました。ご冥福をお祈りするとともに、二度とこのような悲劇が繰り返されないことを祈ります。

 

レーシックを受けたばかりで、今、身体に訳のわからない異様な症状が起きてパニックになっている方。どうか、焦らないでください。私もレーシックを受けてから2-3か月は、地獄という言葉以外に例えようがない苦しみで、仕事を衝動的に辞めようかと思ったり、あまりに眼が痛くて眼をくりぬいてしまおうかとか、マンションから飛び降りて楽になろうかとか、本当に焦りました。

"焦る" なんて言葉でも説明ができません。頭が真っ白でパニックで、自分に何が起きたのか、いったい自分がどうなってしまったのか、全く理解ができない。でも、この身体から直ちに逃げ出したい。眼が焼けるように痛いのに眼を閉じても激痛で、吐きまくって、会社へ行ってもパソコンの光が眼に突き刺さるので早退し、次第に病欠続き。1分1秒が拷問のような毎日。

それなのに、手術を受けた病院へ相談に出向いても、「老眼鏡をかけましょう」「ドライアイです」「1週間も or 3か月も or 半年も or 1年もたてば楽になりますよ」と、ヒアレインとサンティアという一般的な目薬を出されるだけ。効果的な治療は行われず、残念ながら真摯な態度で治療をしようという姿勢もみられませんでした。

私の場合は術後10日辺りで、何とかインターネットで書き込みをして自力で助けを求めることができる程度でしたし、また、初期の段階で、患者の側にたった良い眼科医の先生にも出会えたのが、本当にラッキーでした。また、眩暈や失神など、全身の症状がでなかったことも幸いでした。家族や友人、そしてレーシック被害者(レーシック難民)の先輩たちの支えで、今では、何とか仕事を続けていられる程には、後遺症をコントロールができるようになりました。

後遺症が治るとは言えませんが、少しは何とか楽になる方法はあります。

ぜひ、希望を捨てないでもらいたいと切に願います。 

 

レーシック難民を救う会 (被害者の会)  - 私もいろいろとアドバイスをいただき、今まで何とか乗り越えてくることができました。

http://lasikmutualjapan.jimdo.com/