目瞼けいれん ボトックス治療前 @ Level 4.3
帰国しましたが、眼の不調は生霊飛ばせるどころか、
自分が成仏しそうな勢いです。
見た目もまずい。
意味不明な黄色い液体が、またもや眼からねっとり出てきて、
病気の野良猫のようなきっちゃない両目。
今週は眼瞼けいれんのボトックス注射治療が控えています。
実はこの治療を受けるかどうか、1か月悩み抜きました。ボトックス注射は美容整形やしわ取りなどでも幅広く使われているとはいえ、副作用があります。アメリカの文献などを読むと、眼瞼けいれんと診断されてボトックス治療を行った人のなかの20%位の人には、頭痛や複視(ものが2重に見えること)、顔つきが変わる、表情がひきつる、ドライアイ、瞼がちゃんと閉じない・あるいは瞼が垂れ下がる、などの副作用が起こっています。決して軽い気持ちで受けられない治療です。
ドライアイなのにドライアイになるって、どうよ???
ただボトックスは、その効果が2-3ヵ月で軽減するという特性があります。副作用があれば2ヵ月位我慢すれば軽減されてゆく、逆に言うと、ボトックス治療で効果がみられても、2-3ヵ月ごとに注射を受け続けなければならないのです。
実は、私は以前、10年以上も前に別の疾患でボトックス注射をしたことがあります。
当時海外に住んでいたのですが、顎関節症になり口が開かなくなったことがありました。専門病院へ行き(その国では医療分野が専門化されていました)レントゲンなどで骨に異常がないことがわかると、いきなり顎の筋肉にボトックス注射!
先生曰く、
「ボトックスは副作用はほとんどないし、どうせ3ヵ月位しか治療効果ないし、おまけに小顔になれるよぉ」
と気楽なもの。若かった私は「小顔」というキーワードで、それほど深く考えもせずに、顎の筋肉に注射を受けました。その時は運が良かったのか?先生の腕が良かったのか?、この治療が効き、数日後に口が開いて通常の生活に戻れたのです。
ただし今回はどっちかというと単純な顎の筋肉(ある意味、繊細な動きをする筋肉ではない)ではなくて、眼の筋肉です。
悩みます。
怖いです。
また、副作用や後遺症が起きたら、
どうすればいいんでしょうか?
生きる屍ですかね?
間違いなく仕事でも迷惑かけます。
負のスパイラル悪あがき活動になりえる可能性
ゼロではありません。
…でも、勇気を出してトライしてみることにしました。
失敗しても、今回は立派な?、保険が効く「病気」の診断を受けての治療です。
それにドライアイや外斜位など、既存の診断では説明がつかない、下記の症状が毎日頭を悩ませています。
- いつも眩しくて眼がしょぼしょぼする。
- 周りからも顔つきが変わったと言われる。眼が以前より細くなり、いつも眩しそうにしていると言われる。
- 眼の表面の痛みが悪化すると、眼の周りの筋肉がひきつれたようになり、眼の表面や全体がひっぱられるような痛みも発生する。
- 上を見るのがつらい。下を見ている方が楽。
- 片目をつぶってしまう。気付かない間に、片目や両目をぎゅっと力強く閉じてしまう(人からも指摘された)。眼の痛みが、眼をぎゅっと閉じたり開いたり、筋肉の運動をさせると、若干楽になるから癖になってきているような気がする。どうも、片目ずつぎゅっと閉じる癖みたいなのがついたようだ。それが眼瞼けいれんの症状だと、I眼科の先生からは言われました。
- 眼を閉じた方がらく。眼をいつも閉じていたい。これも、眼瞼けいれんの症状のひとつのようです。
- 何をどう治療しようと、眼の表面の痛みは一向に改善されない。もう、どうしようもない、どん詰まり。
上記にあげた症状は、ドライアイ治療や眼鏡では解決することができなかった症状で、かつ、最近悪化している症状です。
もしもボトックス注射で少なくとも上のどれかの症状が楽になれば、間違いなく自分は「眼瞼けいれん」を発症してしまったと、納得することができます。また、治療が効かなかったとしても、次の道筋がみえるかもしれません。
レーシックをして、眼瞼けいれんになったのか、
それともレーシックで見え方に変化が生じたため(過矯正や老眼を含む)眼瞼けいれんになったのか、
レーシックで角膜神経痛と見え方の異常が発生して、それが引き金になって、眼瞼けいれんになったのか、
レーシックで角膜神経痛と見え方の異常が発生して、それにより不定期に睡眠薬を摂取したことにより、眼瞼けいれんになったのか、
そもそもレーシックとは関係なく、眼瞼けいれんになったのか、
たぶん、その因果関係はレーシック業界の問題もありしばらく明かされることは無いと思います。
ただ、間違いなくひとつ言えることは、
私のこの眼の表面の激痛は、
レーシック手術を受けたその日から、
2年半以上毎日毎日毎日毎日毎日、
ひと時も休むことなく継続しているのです。
レーシックをするまでは、
強度近視以外は全く健康な眼でした。
これが事実です。
まぎれもない、事実なのです。