くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

目瞼痙攣 @ Level 3.5

年末の最後。
神経眼科では有名な
I眼科へ行ってきました。


都内でも
眼の痛みや眼の神経痛など
眼の難病を抱えた患者さんが通う
有名な病院です。

予約を入れてから
3か月。
待ち時間は
6時間。


そこで下された新たな診断は、
眼瞼痙攣 (がんけんけいれん、Blepharospasm)
という病名でした。

漢字さえ読むことができない、
全く聞いたこともない病名です。

思えば、
レーシック手術をしてから、

  1. ドライアイ
  2. マイボーム腺梗塞
  3. 角膜神経痛
  4. 過矯正
  5. 斜位
  6. 眼瞼痙攣

どれだけ病名が付いたことでしょうか。


眼瞼痙攣という病気は、
疲れた時に眼のふちが
ぴくぴくする病気と間違われやすいのですが、
それとはまったく異なる
脳の神経から来る病気のようです。

角膜神経痛の方は
現在の日本の医学では
診断の方法が無いとのこと。

ただ私の状態を精密検査したところ、
角膜神経の問題だけではなく、
眼瞼痙攣の症状が顕著に現れているので
そちらを先に治療した方が
もしかしたら効果があるかも?とのことでした。


眼瞼痙攣とは
http://www.nichigan.or.jp/member/guideline/keiren.jsp
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50999373.html

眼瞼痙攣患者サイト
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/body/1345521858/


この症状は睡眠薬や精神安定剤、
抗鬱剤抗不安薬などの
副作用で起こることもあるそうです。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=65486


私はレンドルミンという睡眠薬を
仕事のある平日だけ使用しています。
それ以外の飲み薬は使用していません。

I眼科医院のお医者さんからは
レンドルミンという睡眠薬も
できるだけ辞めるように言われました。
(仕事がある平日は難しいのが正直なところ)

眼瞼痙攣の根本的な治療法は今のところ無く、
1) 睡眠薬や精神安定剤を使用停止すること
2) ボトックスという麻酔のような薬物を、眼の周りに14箇所注射
(3ヵ月に1回実施する必要があり、1万円以上と高額)
とのことです。


病名につぐ病名で、
最後は失明の可能性もあるという
難病の診断がされてしまいました。

おまけに、
レーシック難民(レーシックの後遺症に悩む患者さん)
においては、身体や精神の不調を発症することが多く
精神安定剤や自律神経失調症用の薬を出されることが
一般的です。

レーシックを受けた病院から
心療内科や精神科医を紹介された人も
多いかと思います。


レーシック後に身体や精神、眼の不調を訴える

手術をした病院にて、
何度訴えても理解されない

何度目かに、手術をした病院、あるいは他の眼科にて
心療内科にかかることをすすめられる

精神安定剤、抗不安薬自律神経失調症用の薬
を処方される


という流れがレーシック難民と言われる患者さんの
一般的な流れです。


自分と自分の収入源を確保するはずの
精神安定剤や睡眠薬などの薬が
さらなる難病を呼び寄せる原因になっていようとは、
思ってもいませんでした。


な、
なんだよ、
この袋小路!!!!!
き、
きいたこと、
ないよ
こんな人体実験!!!!!


眼瞼痙攣は
女性として大切な見た目にも影響がありますし、
治療方法が確立されていない進行性の難病。

将来的には失明さえ視野に入ってしまう
難病です。


I眼科医院の先生に聞いてみました。

「レーシックをしたから、眼瞼痙攣という病気になったのでしょうか?
これはレーシックの後遺症なのでしょうか?」

先生は言いました。

「レーシックをした後に、眼瞼痙攣を発症した患者さんは、居ます。」

はっきりと、
レーシックが原因とは
先生の立場からは言えないと思います。

でも、
私の状況を見てください。

私のブログを読んでください。

助けてください。

もう、どうしたらいいんですか?


以前は、
私はたまたま運が悪かったのだと思っていました。

後遺症を発症してしまったのは、
たまたま体質が合わなかったのだと。

眼は観えているのだから、
痛みだけなのだから、
なんとかなんとか大丈夫だと。


でも...

大げさだとは思いますが、
失明する可能性のある病気も
併発しているようです。

残念ながら
レーシックと
眼瞼痙攣の関連性を
素人の私が証明することはできません。


でも
明らかに
私の不具合は
レーシックをした次の日から
始まりました。


眼瞼痙攣と失明
http://www.47news.jp/feature/medical/news/0208keiren.html


1年の最後にこれじゃあ、
何とも後味悪いのですが、
本日から1月末まで、

帰省やら
仕事やら
出張やら

でちょっと更新が
まばらになるかもしれませんが
ご安心ください。


来年こそは
完治に向けて
頑張りましょう。

皆が完治した暁には
…ぜひ
このブログを支えてくださる皆様に
お会いして
お礼を伝えたいです。


苦しい
苦しい
痛い
誰にも理解してもらえない
人と会うのも恥ずかしい
もう以前の私じゃない
仕事もつらいかもしれない
もうだめかもしれない
そんな風に思いつめたときに
いただいた
メールは


私の命の支えになりました。

本当に
ありがとう。