交流会に参加いただき、本当にありがとうございました
今回のレーシック難民 (と、眼に問題を抱える方) の交流会。
思った以上にたくさんの方に、全国からお集まりいただきまして、本当にありがとうございました。幹事をしてくださった方、本当に感謝です。このような場を設けることができたのも、本当にこの「いつアップデートされるのかさえさっぱり分からない」ブログを訪ねてくださっている皆様と、レーシック難民を救う会のボランティアスタッフの皆様のおかげです。
...私は最近、あまり眼の状態が良くなかったため、少し心がグズっていました。グレている、クサっている、スサんでいる、ヨドんでいる、どう表現すれば良いのか分かりませんが、世の中に対する優しさや好奇心、季節の変わり目を感じさせる風を感じたり、暮れゆく空をぼんやり眺める余裕。人は悪意や攻撃や追い立てるだけの存在ではなく、そっと手を差し伸べてくれる優しさを持った同じ生き物であること。
頭では分かっていても、それらを感じる余裕を無くし、ほがらかに明日へ進む心のエネルギーが本当に無くなっていました。眼が不自由になったからといって、心まで視えなくなる必要はないのに、まるでブルドーザーのように会社と自宅の間を踏み潰しているような生活。何かひとつでも、その道中に亀裂が入ったなら「自分の人生はデッドエンドだ」といったところまで、勝手に追い詰められていました。
そんな状態でしたが、皆様とお会いすることができ、驚くほどの元気、次の治療へと導く重要な情報、まぁ何とかこの先もやっていけるだろうという安心感をいただきました。これこそ、この場ではお礼を伝えることができませんが、本当に命を蘇らせていただいた気分です。
遠方から、飛行機や新幹線を乗り継いで参加していただいた皆様、体調が悪いなかでも参加していただいた皆様、"レーシック難民ではないけれど" と似たような症状を抱えて会に参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
次は、9月の三連休にお会いしましょう!
皆様の体調と眼調が、次回の会合までに劇的に良くなりますように :)
交流会のお知らせ : 5月4日(木)の交流会は、まだ参加受け付け中です
GWの連休中に開催予定の、レーシック難民を中心とした交流会ですが、まだまだ参加受付中です。今回は、本当に北から南まで、日本全国から多くの方の参加申し込みをいただきました。遠方から参加いただく皆様、本当にありがとうございます。
幹事の方に、ちょっと広い部屋を用意いただけましたので、「体調次第で参加します」といった、ゆるい参加表明でも全く問題ありませんので、お申込みお待ちしております。
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■日時 :
平成29年5月4日 (木・祝日)
12:00~15:00頃
■場所 :
東京の JR渋谷駅近辺 [渋谷宮益坂下辺り]
■会費:
2,000~3000円程度を予定しています。
(ランチは2時間で終了ですが、混んでいなければカフェタイムに移行可能。二次会も三次会も?予定しています :)
■参加希望の方は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
kuroneko049@gmail.com
■参加申し込み期限
できれば4/29までにお願いしたいのですが、それ以降になってしまっても問題ありません。体調眼調次第で参加可能、というゆるりとした参加表明も大歓迎です。
■ご注意
視力矯正手術後に何らかの後遺症・合併症を発症してしまった方を対象とした交流会です。新規参加の方の場合、会の方からメンバー登録や、関連の質問をさせていただく場合もありますが、ご了承いただけると助かります。
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...私の方は、少し眼の具合が悪いです。
「せっかく交流会があるんだから新しい服を買いたいよぉ」という気持ちだけはあるんですが...デパートへ行ったり、メリカリを見たりする余裕もなく、結局、世の中眩しすぎるぜということで、家へ帰ってヘタって終わり。
こんな特殊な眼に関する愚痴や不安、情報交換を思いっきり話せる場所は交流会だけなので、皆様とお会い出来るのを楽しみにしています!
交流会のお知らせ : レーシック難民を救う会では、祝日5月4日(木)に交流会を開催します
私がボランティアスタッフとして参加している「レーシック難民を救う会」では、下記の日程で交流会を開催する予定です。連休のある5月と9月、年に2回の交流会の開催を目標としています。
今年はことごとく祝日が土曜日と重なり、いったい何の嫌がらせなのか?というカレンダー配列です...。5月は何とか連休が確保できそうですので、ぜひご参加いただけると幸いです!
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■日時 :
平成29年5月4日 (木・祝日)
12:00~15:00頃
■場所 :
東京の JR渋谷駅近辺 [渋谷宮益坂下辺り]
■会費:
2,000~3000円程度を予定しています。
(ランチは2時間で終了ですが、混んでいなければカフェタイムに移行可能。二次会も三次会も?予定しています :)
■参加希望の方は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
kuroneko049@gmail.com
■参加申し込み期限
できれば4/29までにお願いしたいのですが、それ以降になってしまっても問題ありません。体調眼調次第で参加可能、というゆるりとした参加表明も大歓迎です。
■ご注意
視力矯正手術後に何らかの後遺症・合併症を発症してしまった方を対象とした交流会です。新規参加の方の場合、会の方からメンバー登録や、関連の質問をさせていただく場合もありますが、ご了承いただけると助かります。
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...私の方は、2月末辺りから眼の痛みが悪化し、世を儚んでいました、にゃー。
悪寒眼痛戦慄と勝手に命名した痛みの発作が3月頃から不定期に発生し、仕事をこのまま続けていいのか、強い薬を飲んでも良いのか、いったい自分にこの先生きていく意味はあるのか、いや終わりやんこれ?
この変な痛みの発作。
実は2014年に初めて発生してから、毎年この桜の時期に、程度の差はあれ発生しています。群発頭痛とほんの少し重なるので、専門の病院にも足を運びましたが、全く異なるとのこと。
- 群発頭痛は片側だけに発生するけれど、私は両眼。
- 痛みの中心は眼の表面で、痛みで耳の鼓膜がビリビリして悪寒がする。群発頭痛は眼の奥がえぐられる痛みらしい。
- 私の場合、痛みが発生したらぐっすり寝ないと治らない。眠れなければ永遠に痛い。群発頭痛は、短期間で痛みの発作がおさまるらしい。
- 私の場合じっとしていることができる、のたうち回ったり叫び声をあげるほどの痛みではない。群発頭痛はそんな痛みではない。
- 群発頭痛はお酒で症状が誘導されるようだが、むしろ私はお酒を飲むと痛みが少し楽になる www
群発頭痛を発症した際の患者さんの動画も観てみました。
確かに、私の痛みとは全く異なります。
海外の動画で、群発頭痛発作を発症した彼女と、彼女をそばでささえる彼氏の動画が掲載されていました。眼の奥と頭の痛みで悶え、叫び声をあげながら、ベットでのたうちまわる彼女。その彼女の頭を、彼氏がビンタでもするみたいにバチバチ叩いているのです。
痛みで苦しんでいる人の頭を、なんでビンタしているんだ????
動画を最初に見た時は、全く理解できませんでした。
その後、自分が悪寒眼痛戦慄を発症した時、あの動画を思い出し、自分の頭を結構強めに叩いてみました。後頭部、耳の上、眉の上、頭をバシバシバシバシ自分の手で叩く。
眼の表面を中心に痛みの戦慄が走り、鼓膜がビリビリして、身体全体が寒気と悪寒で小刻みに震え、毛布にくるまって歯を食いしばりながら、両手で頭全体をバチバチと叩く。半身を起こして、耳の上、側頭部、首の辺りをバチバチと叩く。
...それがかなり効いたのです!
群発頭痛の動画 [閲覧注意] に救われました。
ちなみに、私の痛みはここまでひどくはなく、群発頭痛とは異なります。それに、自分の頭をバシバシとビンタするのが健康に良いのだか、副作用がないのか、全く分かりませんで、取扱い注意です。
まぁ、頭バチバチビンタでは痛みが治まらないのは事実なので、ペインクリニックで、痛みの発作を抑える薬をいただいています。お医者さんいわく、身体を一旦シャットダウンさせて、リブートさせるようなちょっと強めの薬だとの事。確かにその薬を飲んで眠ると、次の日にはとりあえず会社に出社できます。
ということで、誰の役にたつか分かりませんが、誰かの役にたてたらよいなということで。
交流会でお会いしましょう!
もちろん、頭バチバチの実演もします :)
Yahoo!ニュース 特集「自由診療」事前説明は十分ですか? レーシック集団訴訟をみつめて、に掲載されました Level @3.5
2017年2月15日、Yahoo!ニュース 特集枠の深層クローズアップにて「自由診療」事前説明は十分ですか? レーシック集団訴訟をみつめてという記事にて、レーシック後遺症の問題を取り上げていただきました。
この記事に私は、恥ずかしながら顔出しと実名で登場しています。
正直、少し勇気がいりました。
取材を行うオルタスジャパンの方々が公正で鋭利なプロ集団であること、一緒に取材に応じてくださった仲間の方のサポート、レーシック難民を救う会のスタッフや会長さんのそれは年数をかけて地道に集めたデータに基づく理論的なサポート、医療問題弁護団の弁護士先生方のサポート、そして職場や家族のサポート。本当に皆様のお陰で、この取材が実現できたと思います。
毎回毎回、このレーシック問題は、元国会議員の三谷先生を始めとして、人の力によって支えられていると思います。この場を借りて、私をどん底から救ってくれた被害者の先輩や、こつこつとブログで被害を訴えている仲間たち、この問題に関わってくださったすべての皆様に感謝を伝えたいです。
勤務先にも感謝です。「実名と顔出しでレーシック後遺症に関するYahoo!ニュースの記事に出たいんだけど」、とダメモトで会社の上司や総務に相談したら、すんなり承諾してくれました。
レーシック難民は、本当に都市伝説みたいなものでした。
居るか居ないか分からないツチノコみたいな存在。
私がこうしてリアルな存在として出ることで、すでに後遺症を発症している方の助けになれば幸いです。一人じゃない、ここにレーシック後に問題を抱えたオバハンやらオジサンが居る。だから一人じゃない。メンタルがおかしいとか、ストレスのせいとか、気のせいとか、加齢とか過労なのではない。ひとりじゃないんだよ、だから、一緒に治療の道を探そう。
...実は記事の自分の動画を見た後に、地味に落ち込みました。
自分自身が撮影された動画を観ることは、今までありませんでした。今まで「レーシック後の眼の痛みは、外見ではわからないなぁ」と思っていたのですが、自分の動画を観ると、かなり眼が痛そうな感じで、眼がしょぼしょぼしているし、誰がみても何か眼が変というのが分かってしまう...。
外見でもこんなに顕著に痛そうなんだなぁ、というのを再認識して、少し落ち込んだとともに、開き直って居直って自分の新しい姿に向き合う気持ちも芽生えました。
しかし、やっぱり落ち込むなぁ、自分の動画。
大切なことはきっと旅で学んだ @ Level 3.0
2016年秋、かなり遅めの夏休みをもらい、新幹線や飛行機を乗り継いで旅をした。
旅のきっかけは、前職の同僚と一緒にランチをした時、彼女から聞いた話だった。
彼女はそのプロジェクトを、当時、爆発的にはやっていた「ポケモンGo」にかけて「自腹でGo」と呼んでいた。
「私は仕事のチームメンバーに、実際に会ったことが無かったんです。」
語学が堪能で優秀な彼女は、日本から単独で仕事をしていて、彼女のチームメンバーはヨーロッパやアメリカや東南アジア圏から勤務。実際にチームのメンバーと会うことはなく、会議もSkypeなど、バーチャルな世界で行われていた。
「仕事が全く上手くいかなくなって...。だから、会社から有休をもらって自腹でチームメンバーに会いに行ったんですよ。自腹で世界を周りました。」
そうしたら、なんか世界が変わったのだと彼女は言う。
「自腹でGo、です!」
会いたい人に会うために "自腹でGo" 。
彼女の話に触発され、会いたい人に会うために、行きたかった場所を巡るために、有休をとった。
この旅のことは、一生忘れないだろう。
辛いことがこの先にあっても、きっとこの旅で出会えた風景を、何度も何度も反芻しながら、何とか一歩を踏み出せるだろう。
人は人に救われる、人は場に救われる、人は旅に救われる。
レーシック後遺症で私はたくさんのものを無くしたけれど、
たくさんの人と出会えた。
たくさんの感謝と出会えた。
たくさんの場所と出会えた。
たくさんの生活と出会えた。
たくさんの考え方と出会えた。
すべてを無くすことは無い、
誰かがこの広い世界のなかで、
私に元気を与えてくれている。
どんなにインターネットが発達しても、会議システムが発達しても、人は人に実際に会わなきゃだめだ。人は実際にその場所に佇まなければだめだ。
空気、方言、匂い、街並み、太陽の光、温もり、音、間合い、足音、困った顔、路線図、笑った顔、軽自動車、人のスピード、怒った顔、お別れのハグ、地物、市街地、車窓の緑、駅弁とビール。
旅の最後に、私のルーツである広島を訪ねた。
祖父母の墓に花をたむけ、市電に乗って原爆ドームと原爆資料館を訪ねた。
原爆ドームの前を流れる川。
祖父の兄は、灼熱地獄から逃れ、この川で亡くなった。
祖父の日記によると、毎年、原爆記念日の早朝5時、祖父はこの川に祈りに来ていた。
毎年毎年、祈りに来ては、兄の遺品を川に流していた。軍刀も流れている。
...眼をやられてしまうと、生活や自らの考え方自体も、近視眼的になってしまう。
眼の前のことを見るので精いっぱい、今日のタスクを終えるので精一杯、駅の階段を上るの精一杯、自宅に帰るのが精一杯。
余裕が無くなる。
クリスマスのイルミネーションが可愛いとか、新しい定食が増えたとか、駅の階段が綺麗になったとか、道に迷っている外国人観光客が居るとか、路地裏においしい店があるとか、同僚は私に怒っているのではなくて仕事量が多くて辛いんだとか、
見えない。
来年は物事を「俯瞰できる力」を持ちたいと思う。
余裕をもって、
周りがどのような状況なのか、
世界がどのような状況なのか、
自分がどのような状況にいるのか、
嫌いとか好きとか、
自分が思う善悪ではなく、
なぜその人がそのような発言をするのか、
それを冷静に考えられる力...。
そして筋トレするぞ!
身体鍛えるぞ!
このブログを訪ねてくださった皆様にとって、
2017年が素晴らしい年になりますように!
2017年が世界各国にとって平和な年になることを、心から祈ります。
咳喘息と薬の副作用 @ Level 3.0
今年は、眼に関して新しい治療を試すことが無かった。
6年前にレーシック手術をした時から比較すると、眼の痛みは少し楽になってきた。近視が進んだために、眼の負担が減ったのかもしれない。ただし、近視化した弊害なのか、日中の視力変動がかなり顕著になってきた。朝起きると相当近視、昼になると3~4km先にピントが合い、夜になるとすっかり鳥目。
ピントが合わずに、一点を見つめていても視界がゆらゆらする。夜に光を見ていると、星状に手足を伸ばしたハローグレアなスターバースト達が、アメーバかブラックホールみたいに膨らんだり縮んだりして、だんだん奈落の底へ突き落されてゆく。
10月後半から体調不良に悩まされていた。
咳喘息、というやつになってしまった。
会社で風邪がはやっており、うつされたかなぁ、と思ったときには38度の熱。一晩休むと熱が下がり、体調が戻ったかと思ったのに、3日後に激しい咳と高熱。今まで経験したこともないほどのひどい咳と痰。咳で寝ることができずに会社も病欠。
さすがにこれはヤバい、経験したこともない症状だということで、あきらめて病院へ。マイコプラズマ肺炎などの検査を受けるが陰性。ただの風邪だということで大量の薬をもらう。
クラリス、フコスデ、ムコソルバン、ロキソンニンにムコスタ錠!
ここからが長い。
喉が渇く!
フコスデの副作用だが、なぜか眼は楽。
しかし咳は止まらない。
また薬。
ジェニナック、アストミン、ムコサール、テオフェリン!
それでもそれでも、咳は止まらない。
夜中に咳発作が起きて、空気をもとめて暗闇でもがく。
苦しい苦しい、空気が吸えない、ここで終わるか私の人生?
さらなる検査の後に、ついた病名は咳喘息。
また薬。
アジスロマイシン、ブロンカスト、ホクナリンテープを胸に張る!
で、ここで咳以外の異変が起きた。
手が震える、イライラする、頭がガンガンする。
ホクナリンテープの副作用。
この薬は、交感神経のβ2受容体に作用して、気管支を拡張させる作用があるため、人によっては副作用が出るらしい。医者の薬剤師さんもそんな副作用を説明してくれなかった...
別の病院へ変更。
シムビコート吸引!
咳喘息に一番効く吸引薬だということだったが、これも、気管支拡張作用が入っているために精神的な副作用が起こる。とにかくイライライライラ。バズーカ砲持って、世界中を爆走したいほどの、激しい怒りみたいなもの?が湧き上がってきて、断念。
咳の薬なのに、なぜこれほど精神をかき乱されるのだろうかと悩む。
最後に、咳喘息専門の病院へ。
咳喘息はアレルギーが原因だということで、抗アレルギー薬のサイザルとキプレスという、なんだかギリシャの街みたいな名前の薬をもらうが、これが大失敗。とにかく眠い、身体が全く動かない、だるくてだるくて身体が鉛のよう。眠い眠い...キプロス島でサイザル将軍が麻のカーペットの上を行進する夢を見そうだ...。断念。
咳は結局完治していないけれど飲み薬はすべて辞めて、フルタイド吸引のみを行っている。自己判断で。
咳の薬で、こんなに精神的にアップダウンさせられるとは思っていなかったので、以上、記録にて。咳喘息の病院で、8,000円近くするアレルギー検査をした。咳喘息は、何らかのアレルギーで起こる事が多いらしい。結果は来週。
遺伝子検査なんてしてる場合じゃなかった。
アレルギー体質の人は、レーシック後遺症を発症しやすいとか、そんな関連性はあるのだろうか?
交流会に参加いただき、ありがとうございました@ Level 4.0
9月19日に行われた、東京でのレーシック難民の交流会。
参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。思った以上にたくさんの皆様に参加いただき...それも遠方から参加いただいた方も多数いらっしゃって、本当に感謝です。
言葉で上手く表現できないのですが、水が一滴もない砂漠で遭難したときに、上空からヘリコプターで救助隊が来てくれたみたいな、そんな気持ちでした。喉が乾いてカラカラで、渡された水をごくごく飲み干すような。
...今回、何度も話題にあがったのが、「趣味や楽しみを奪われたあとにどう生きていけばよいのだろうか」というトピックでした。ドライブが趣味だった、釣りが趣味だった、アウトドアが趣味だった、球技が趣味だった、旅行が趣味だった、集まりに参加するのが趣味だった、映画を観るのが趣味だった、アメリカのドラマをがっつり観るのが趣味だった、ゲームが趣味だった、プログラミングが趣味だった...
それら、今では過去形の "魂" を取り上げられた今、どうやって明日への活力を見い出せばよいのか。
こんな身体にはなってしまったけれど、だからこそ見つけられる "新しい魂" を手探りで見つけようというのが、次回への課題となりました。
...ドライブは難しくなったかもしれないけど、歩くことはできる。世界をいっぱい旅しよう、眼は痛いままかもしれないけれど変な視界だけど視力は何とかあるし味は感じられるし風の匂いも感じられるし人と話すことも出会うこともできる。球技はできないけれど、筋トレもジョギングもできる。音楽は何万曲でも聴ける。少しずつなら本も読めるし、少しずつなら映画も観られる。日本や世界のあちらこちらに、こうやって友達ができた。いっぱいいっぱい旅をしよう、出逢おう、人にも音楽にも映画にもドラマにも絵画にも彫刻にも文学にもスポーツにも自然にも価値観にも、それこそ、魂で触れ合えるものや人に。...
そんな元気をたくさんいただきました、本当にありがとうございました。
また、お会いしましょう!