咳喘息と薬の副作用 @ Level 3.0
今年は、眼に関して新しい治療を試すことが無かった。
6年前にレーシック手術をした時から比較すると、眼の痛みは少し楽になってきた。近視が進んだために、眼の負担が減ったのかもしれない。ただし、近視化した弊害なのか、日中の視力変動がかなり顕著になってきた。朝起きると相当近視、昼になると3~4km先にピントが合い、夜になるとすっかり鳥目。
ピントが合わずに、一点を見つめていても視界がゆらゆらする。夜に光を見ていると、星状に手足を伸ばしたハローグレアなスターバースト達が、アメーバかブラックホールみたいに膨らんだり縮んだりして、だんだん奈落の底へ突き落されてゆく。
10月後半から体調不良に悩まされていた。
咳喘息、というやつになってしまった。
会社で風邪がはやっており、うつされたかなぁ、と思ったときには38度の熱。一晩休むと熱が下がり、体調が戻ったかと思ったのに、3日後に激しい咳と高熱。今まで経験したこともないほどのひどい咳と痰。咳で寝ることができずに会社も病欠。
さすがにこれはヤバい、経験したこともない症状だということで、あきらめて病院へ。マイコプラズマ肺炎などの検査を受けるが陰性。ただの風邪だということで大量の薬をもらう。
クラリス、フコスデ、ムコソルバン、ロキソンニンにムコスタ錠!
ここからが長い。
喉が渇く!
フコスデの副作用だが、なぜか眼は楽。
しかし咳は止まらない。
また薬。
ジェニナック、アストミン、ムコサール、テオフェリン!
それでもそれでも、咳は止まらない。
夜中に咳発作が起きて、空気をもとめて暗闇でもがく。
苦しい苦しい、空気が吸えない、ここで終わるか私の人生?
さらなる検査の後に、ついた病名は咳喘息。
また薬。
アジスロマイシン、ブロンカスト、ホクナリンテープを胸に張る!
で、ここで咳以外の異変が起きた。
手が震える、イライラする、頭がガンガンする。
ホクナリンテープの副作用。
この薬は、交感神経のβ2受容体に作用して、気管支を拡張させる作用があるため、人によっては副作用が出るらしい。医者の薬剤師さんもそんな副作用を説明してくれなかった...
別の病院へ変更。
シムビコート吸引!
咳喘息に一番効く吸引薬だということだったが、これも、気管支拡張作用が入っているために精神的な副作用が起こる。とにかくイライライライラ。バズーカ砲持って、世界中を爆走したいほどの、激しい怒りみたいなもの?が湧き上がってきて、断念。
咳の薬なのに、なぜこれほど精神をかき乱されるのだろうかと悩む。
最後に、咳喘息専門の病院へ。
咳喘息はアレルギーが原因だということで、抗アレルギー薬のサイザルとキプレスという、なんだかギリシャの街みたいな名前の薬をもらうが、これが大失敗。とにかく眠い、身体が全く動かない、だるくてだるくて身体が鉛のよう。眠い眠い...キプロス島でサイザル将軍が麻のカーペットの上を行進する夢を見そうだ...。断念。
咳は結局完治していないけれど飲み薬はすべて辞めて、フルタイド吸引のみを行っている。自己判断で。
咳の薬で、こんなに精神的にアップダウンさせられるとは思っていなかったので、以上、記録にて。咳喘息の病院で、8,000円近くするアレルギー検査をした。咳喘息は、何らかのアレルギーで起こる事が多いらしい。結果は来週。
遺伝子検査なんてしてる場合じゃなかった。
アレルギー体質の人は、レーシック後遺症を発症しやすいとか、そんな関連性はあるのだろうか?