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くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

地獄からの生還 @ Level 5.5

手術から4年目

更新が途絶えていたのには理由があって。

いまだかつて経験したことが無いタイプの眼の痛みと身体の不調に遭遇。布団の中でただひたすら丸くなって、眼の奥からズンズンと眼球を握りつぶされるような痛み、ヤスリでこすられているかのような眼の表面の痛み、痛みで振動を続ける耳の鼓膜のビリビリビリビリビリビリッという痛み、体中をつきぬける寒気、時折おそってくる嘔吐、と闘っていました。部屋を真っ暗にしてただ横になりながら、人類も資本主義も滅びてしまえ!と呪詛の言葉をはきながら。

確かに去年の11月からプライベートで不幸が重なり、不幸連打もそろそろ6か月目に突入しているので、体調不調が起こることは予想していました。ただ、片道30時間の出張をこなしても、片道15時間の出張をこなしても、会社を休むほどの眼の痛みは出現していなかったので、少し楽観視していたことも事実。これなら何とかイケるぞ!と。

3月の中旬に、小刻みな国内出張が続き、しばらく東京で普通に仕事をしていた時、突然痛みが襲ってきました。眼の表面のギリギリとやすりでこすられるような痛み、眼の奥から眼球を握りつぶされるような痛み。そして何故かは分かりませんが、Level 5の痛みを超えると、耳の鼓膜がビリビリ震えて、顔全体が痛みの巣窟になります。こうなると何の薬を飲もうが目薬を使おうが、全く効果はありません。通常、ミドリンMを投与して、強制的に睡眠薬で身体を眠らせると、次の日には何とか症状が治まるのですが、今回は違いました。

眼の痛みはどんどん加速し、音がほとんど聴こえないほどに耳の鼓膜が振動して顔全体が痛み、体中を強烈な寒気が突き抜けて、時折吐き気が襲ってきます。洗面器を抱えたまま、布団にくるまって、何度も暖かいお風呂に入ってみますが寒気は止まりません。歯もがちがち鳴って、手も足も鼓膜もぶるぶる震えます。40度近くの熱が出る前、みたいに背筋に氷が流し込まれているようです。それなのに熱は全く出ず、吐き気はあるものの身体はものすごく元気。

あまりに寒いので、アイマスクで眼をふさいで、腕立てを50回とか腹筋を50回とか、ひたすら身体を動かしてみても、痛みも寒気も全くどうしようもならない。もう全く訳が分からない状態。身体は元気なのに、首から上が張り裂けんばかりに痛んで機能せず、私はここに独り。筋トレしている人が、痛みで病院へ行くのも変だし、そもそも医者から簡単に渡される薬も最近信じられなくなっているし。

この痛み。私がマシンガンでも持っていたら、マンションのベランダから撃ちまくるか、自分の脳髄めがけてぶっぱなすよな。あ、人はこういう時に「狂って」しまうんだ。痛みで狂う "かも" と、今まで仮定の範囲内で想定していたけれど、今まさに現実として自分の身にふりかかろうとしている。

かろうじて正気を保てていた理由は良く分かりません。誰かに助けを求めようとか、病院へ行こうという発想は全く脳裏に浮かびませんでした。ただひたすら別の自分が、自身の痛みと、ボーダーラインをひょいっと越える糸が切れた心を、冷静に観察し続けていました。これが、人類がまだ出会ったことのない未知の (あるいは隠ぺいされ続けている) 後遺症...必要のない手術を、やってはいけない状態の眼に施した結果なのだと。

無駄な筋トレが良かったのか、これ以上会社を休むと減給だという別の恐怖が痛みの恐怖を制したか、とにかく分からないけれども、寝込んで3日目辺りから何とか人間に戻ることができました。おかげで体重がかなり減ったのでラッキー...ではないな。

後でネットで検索してみたら、このような寒気の事を「悪寒戦慄(おかんせんりつ)」と言うらしく、本当にこの言葉そのものの戦慄的な体験でした。

 

この痛みの原因が何なのかは分かりませんが、あえて推測してみると:

  • ストレスが溜まった ?? ... これもありえる。
  • 更年期障害がスタートした ?? ... ホルモン異常とか、これはありえる。
  • 移動時に、実験的にいろいろなコンタクトを使っていたので、眼が新しい環境に追い付かなかった?? ... コンタクト位で寒気が起こるかなぁ、多分違う。
  • デパスを辞めているので、離脱症状 ??...でも、3月に入ってからほとんど飲んでいないのにな。起こるならもっと早く起こるのでは、でもありえる。
  • 上記が複合的に...もう分かりませんわ。

この体験を書いて、レーシック後遺症を持っている方を怖がらせたくはありませんが、同じような経験をしたことがある方がいらっしゃったら、対処方法を教えていただけると助かります。

まぁ、取りあえず私は眼以外は元気です。悪寒戦慄眼痛戦慄...この言葉気に入ってしまったし。