くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

ソフトコンタクトレンズで視力矯正ができない不思議 @ Level 3.8

調整麻痺・散瞳点眼剤の治療を開始して、かれこれ18日目になろうかとしていますが、今日は吐き気も頭痛もそれほど起きず、比較的安定した一日でした。昨日整体に行ったのが良かったですし、また感覚的に、近くなら近く、遠くなら遠くと、1点を見続けるような生活をしていると楽なようです。

今日は1日、パソコン画面という近距離を見続けていたので、見え方が安定しないとはいえ、体調不良まではいかなかったのかもしれません。

さて、レーシック後の眼の不調の治療や矯正は、メガネだけではなく、コンタクトレンズでも可能です。現に、バッジョさんなどは、ありとあらゆるソフト・ハードコンタクトレンズの極限に挑戦し、ハードな仕事をこなしていらっしゃいます。

私も、+0.5から+1.5のソフトコンタクトレンズを取り寄せて、短時間のみ使用していますが、どうしても長時間使用することができません。4-5時間程度の使用はよいのですが、それ以上になると眼がごろごろしてきて痛みが出てきますし、何よりも恐ろしいのが、外した後の痛みです。治療用のコンタクトレンズを試したときも同じ現象がでたのですが、ソフトコンタクトレンズを付けている間は多少痛みが治まるのですが、外した後に、眼の表面をバーナーで焼かれるような痛みが持続し、それこそあまりの痛みで眠れなくなってしまいます。

 

私の場合に限っての、ソフトコンタクトレンズ使用のまとめ:

  • ソフトコンタクトをしていると、眼の表面の痛みが楽になる。風がふいても眼の表面が痛くないので、風が強い日の通勤時などに一時利用している。本当に風がふいていると、天を呪いまっせ!眼が痛いったらありゃしない。
  • +1.0のソフトコンタクトレンズが一番まし。+1.5になると、手元の雑誌などは見えるが、1m以上離れたものは見えなくなってしまうので、外出などには使えない。+0.5だと、逆に近くがほとんど見えないし、見えすぎて眼の奥が痛い。ただし、どちらにしろ、下記の復視が発生するので、移動時などにしか使えない。
  • コンタクトレンズだと、復視 (ものが2重に見えること) が発生してしまう。上下にものが2重にみえてしまうので、パソコン作業などができない。レーシック前には全く無かった症状です。
  • コンタクトは長時間の利用が厳しい。眼がごろごろと痛くなってくるし、コンタクトを外した後の眼の表面の痛みが、かなり拷問レベルで、かつ、持続する。
  • 結局ソフトコンタクトレンズは、美容院へ行く間、風が強い日の通勤時のみ、日差しが眩しくて濃いサングラスを必要とする日の外出、の際にしか利用していません。利用する際も、見え方が安定しないし、眼も痛むので、1日に2時間位の使用となってしまっています。特に美容院に行くと薬品で眼が痛くなるので、コンタクトレンズが本当に重宝します!

レーシックをする前までは、10年間以上使い捨てソフトコンタクトの愛用者で、それで全く問題がありませんでした。なんとも悔しい話です。

レーシック後の見え方などの不調や後遺症は、ソフトコンタクトでは治せない場合があります。レーシックさえしなければ、コンタクトレンズでも、メガネでも、いろいろな方法で視力矯正をすることができたうえに、眼の表面の痛みなどという後遺症とは無縁でいられました。お金も、今ほどはかかりませんでした。

他のレーシック後遺症患者の先輩などは、オーダーメードのハードコンタクトレンズを試していらっしゃる方も居ます。メガネでの矯正が難しい場合の、最後の手段として考えたいと思っています。

さて、今週はT眼科での診断です。

調整麻痺・散瞳点眼剤の治療の結果は、どうなることやら?