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くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

調節麻痺・散瞳点眼剤を使用した治療開始 @ Level 4.0

今までには無かった眼の症状が発生していることもあり、レーシック難民(レーシック被害者)の先輩から紹介された病院へ行ってきました。仮にT眼科としておきましょう。この病院の先生は、眼精疲労や眼の屈折矯正(遠視・近視・乱視・老眼などの矯正) に詳しく、また院内に多彩な検査器具などもそろっている事で有名です。

予約を入れる際、正直に自分の状態を伝えておきました。「レーシック後かなりの後遺症が発生しており、助けてほしい。数々の病院をまわり、遠近両用や近用眼鏡で調整してきたが、症状が良くなる気配があまりない...。」検査には2時間以上かかるとの事でしたので、時間に余裕がある日に予約を入れました。

とにかく眼から涙が "ぼろぼろぽろぽろ" こぼれてきて、仕事に支障が出ています。ひっきりなしにハンカチで眼を拭いていて、眼の縁が荒れてきています。メインで通院しているA眼科でも診てもらいましたが...様子をみましょうとの事。

当日。

非常にたくさんの検査が行われました。眼の視力検査、眼の調整検査、視野の検査、斜位の検査、角膜の検査、眼の筋肉にどれだけ負担がかかっているかを調べる検査などなど。本当に検査だけで、2時間かかりました。検査だけで眼が痙攣しそうになっていましたが、そのあと、先生の診察です。

先生の一声は、

「なんでレーシックなんてやってしまったんですか、35歳超えてるのに!取り返しのつかないことをしてしまいましたよ。レーシックをする前に、眼位の検査なんて無かったでしょう?調整力の検査もなかったでしょう?本当にとんでもない眼になってしまいましたね...これから治療、大変ですよ、かわいそうに...IT関係のお仕事ですからなおさら悲惨ですよ。」

...その言葉を聞いたとき、あ、この先生はレーシックの怖さを分かってくださっているんだ!と少し救われた気がしました。

下記がT眼科による先生の診断内容です。

  • 過矯正で遠視の状態になっている。眼は、自分の筋肉などを緊張させて、無理やりピントを合わせてしまうので、通常の検査では遠視がそれほど出ないが、薬を使って本来の遠視を検査したら +2.0 ? 近くあるかもしれない。(現時点では +0.25 程度)
  • 涙がぼろぼろこぼれるのは、眼精疲労が極限になっているため。疲労は過矯正から来ている。
  • 眼をぎゅっぎゅっとつぶってしまうのも、過矯正による疲れから。強く眼を閉じたり開いたりすることで、無意識に眼をマッサージして楽にしようとしている。
  • 斜位がけっこうある。あと少しプリズムを増やさないといけないかもしれない。外斜位は、たぶん産まれつきのものだと思うとのこと。
  • 眼の調整力が非常に弱い。50代後半の人の調整力しかないため、レーシックには全く向いていない眼。原因は不明。
  • 眼精疲労度を測る検査の結果によると、左眼に負荷がかかっている。右目はそれほど大きな負荷はかかっていない。
  • パソコンなどの手元の作業をする人は、レーシックをしてはいけない。
  • 35歳以上の人も、レーシックをするのはやめなさい。

今後の治療方針としては、とにかく眼の緊張を和らげることによって「本来の遠視の度数」を測定し、それに基づいた形で眼鏡などで矯正を行うとのこと。とにかく眼が本来の頑張りで、実は遠視で見えづらいのに、一生懸命筋肉を使って近くをみようとしているとのこと。この眼の頑張りをいったん楽にすることで、本来の視力がわかるそうです。

美しいスタイルに見せようと頑張って高いハイヒールを履き続けていたら腰痛や肩こりや足の痛みが出てきて、平らなスニーカーに戻したら痛みが楽になる…そんな感じみたいです。

先生からは、ミオピンとアトロピンを薄めた目薬を処方されました。この目薬を2週間さし続けたあと、再度視力などの検査を行います。この目薬は、眼を弛緩させて緊張をとく、みたいな役割をする薬です。

 

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ミオピン(左) :  眼のピントを合わせる筋肉の調整機能を改善します。調節緊張を緩和させる作用があり、眼精疲労に用いる薬のようです。朝・昼・夕方の3回使用します。

アトロピン点眼薬 0.01%  (右) :  瞳を開く目薬を薄くしたもの。遠視や乱視、弱視などにおける屈折検査にも使用されます。副交感神経の働きを抑えることで、眼をリラックスさせるようです。就寝前に1回のみ、使用します。

 

治療の経過は、引き続き報告させていただきますね。