くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

近用眼鏡を追加で購入... (眼鏡4本目) @ Level 4.0

前回処方していただいた、遮光レンズを使ったプリズム遠近両用眼鏡の近見用の度を変更してもらうために、I眼科クリニックへ行ってきました。このメガネは、外出や運転中など、遠方の視力を必要とする際には非常に良いのですが、近くがまだ見えづらいという問題があります。処方後半年は、無料でレンズの度数を交換してくれるそうなので、さっそくI眼科クリニックへ。

結論としては、遠視が進んでいました。

検査の結果、遠近両用メガネよりも、近くだけがよく見える近用の遮光プリズム眼鏡を別に用意した方がいいとのこと...

遠くの視力が必要な外出中は、「遮光レンズの遠近両用メガネ」を使い、パソコン作業や食事中のときは「遮光レンズの近用メガネ」を使用する、要は眼鏡の2本使いです。

まぁ、普通に鞄に2-3本の眼鏡とサングラスが入っている状態で、1日何度も眼鏡をかけ替えることには慣れていますが、出費が...お金が...もうあかん。この2-3ヵ月の間だけでも、10万円以上のお金が眼鏡だけに消えてゆきました。働けど働けどすべて医療費に。有給休暇はすべて通院に。なんちゅう人生なんや、これ。あほくさっ。

検眼士さんにちらりと文句を言うと、今回はレーシックの問題点を結構きちんと話してくれました。彼女からの言葉をまとめてみると...

  • 強度近視の人にレーシックは薦めない。くろねこさんの場合は、レーシックをするべきではない強度近視のぎりぎりだった (ただしガイドライン違反ではない)。強度近視の場合は、眼の調整機能が「近く」をみるよう設定されているので、レーシック後に、毎回近くをみるたびに眼の筋肉に負担をかける形になる。
  • そもそも、くろねこさんは眼の調整機能が弱い体質なので、それを事前に検査していればレーシックをしない方が良い眼であることが判明していたはず。なぜ調整機能が弱いのかは不明。
  • 斜位は、レーシックをしてから発生した可能性が高い。眼の調整機能に負担をかけすぎたことによる弊害かも。
  • レーシック後の視力は安定しない。なので、術前に「万が一老眼や近視になっても、コンタクトが使えます」と、くろねこさんを手術した某クリニックが事前説明していたのは納得できない。眼鏡でも、レーシック後の人の視力調整は難しいのだそうです。
  • 正直、35歳以上の人にはレーシックは薦めない。
  • パソコン作業など、近距離の細かい作業に従事していたり、色などを扱う人は、レーシックを受けない方がいいかもね。

まぁ、内容は何度も聞いた話です。

しかし、数年前は後遺症に関しては全くの「無言・関与せず」であった眼科医院側も、最近では比較的レーシックの怖さを詳しく説明してくれるようになったと思います。それだけ被害者が増えているということでしょうか。それとも、私をかわいそうに思って、本音を話してくれているのかなぁ。

 

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眼鏡4本目、で、この眼鏡4本すべてを1日に何度もかけかえて全部使用しているというところが、我ながらすごい。初めてのお客様の所ではこの眼鏡、慣れたお客様のところではこの眼鏡、外出時はこの眼鏡、社内で仕事をするときはこの眼鏡...何か変ですよ、この生活。

+1.5のコンタクトレンズは、結局パソコンなどの文字が見えずに断念。美容院など眼鏡を使用できない場合のみ、見えないのを覚悟で使っています。

裸眼だと死ぬ、ってやっぱりおかしい。