目瞼けいれん ボトックス治療 0日目 @ Level 4.3

2012年12月末に、I眼科で「眼瞼けいれん」と診断されたこともあり、ボトックス注射治療を行ってきました。施注後、1週間位で効き目がはっきりするということもあり、ここしばらくは、この治療の経過を報告してみたいと思います。

注射当日、I眼科でのボトックス治療はこんな流れで進みました。

15:20

事前のカウンセリングが行われました。お化粧はしてはいけないし、施注後は洗顔ができないとのことで、半休を使って病院へやってきました。

カウンセリング時、

「レーシックの後遺症でこんなになったんだから、ボトックスの副作用が怖い！！！顔がお岩さんみたいになったらどうするんや！」

とグジグジ看護士さんに相談しましたが、

「ボトックスが効くのは個人差があるし、効いても2-3ヵ月で消滅するものだから、一回試してみたら？」ってことで…まぁ。

15:40
私を含めた5名の眼瞼けいれん患者が、一緒にボトックス治療を受けました。
20代位の若いお兄さん、40代後半と思われるスーツ姿の男性、孫と娘に付き添われたご高齢の女性、そして私と同じ位の年齢の女性。どの人も眼をしょぼしょぼさせて、少し眩しそうにしています。開眼していることが難しいらしく、ずーっと眼を閉じたままの方も居ました。
痛み止めはしないということで、診察室の前の椅子で15分位アイスノンを眼にあてて冷やしました。

16:00
注射開始です。

最初にご高齢の方が呼ばれて、すぐに私が呼ばれました。歯医者のような椅子に座って横になると、注射タイムです。顔の敏感な部分に針を射すせいか、これが痛いのなんの…。
例えて言うとシャープペンシルの芯を、眼の周りの筋肉にぐさっと射すような感じ。でも、あのご高齢の方も同じ痛みに耐えて注射をしたんだと思って耐えました。先生の腕が良かったのか、片目に５箇所、両目で10箇所程度の注射を行った割には、早く終わりました。しかし、本当に「うひっ」と声が出るほどに痛かった。特に、目頭の辺りの筋肉への注射が、もう「うひぃぃぃひぃひぃ」な痛み。

16:10
施注自体はすぐに終わりましたが、そのあと鏡の前で顔の確認です。注射をしたところが、蚊にさされた跡のように赤くなって、ほんのちょびっと出血している程度です。出血はすぐに治まり、これで治療は終了です。

16:15
治療代1万6000円 (保険効いて) を支払って帰宅。特に顔に違和感も無く、出血も止まっています。下記の事項を守れば、あとは普通に生活していても良いとのことで、近くの書店をうろうろしたあと、そのまま電車で家に帰りました。

• 注射前と後は、お化粧をしてはいけません。次の日からはOKです。
• 注射後は、水泳・飲酒・洗顔はできません。次の日からは大丈夫です。
• 身体のみシャワーはOKです。

18:00
帰宅して少し仕事をした後、身体だけシャワーを浴びました。眼の辺りに特に違和感はありませんが、少し重だるい感じがします。明日からは、お化粧も洗顔もOKです。

23:00
眼の周りが重だるい感じがありますが、生活に支障はありません。若干、眩しさが軽減されたような気もしますが、特に効果も副作用も感じられません。ボトックスの効果が現れ始めるのは、施注1-3日目からということなので、明日に期待です。今日はホットアイマスクなどはせずに、目薬と眼軟膏だけでブログ書いて就寝。

副作用について:

病院から渡されたパンフレットには、下記のような副作用が出ると書いてありました。パンフレットによると、後遺症は1-3日後から出てくる場合があるそうですが、2-4週間で落ち着いてくるとあります。

• 眼の周辺がつっぱる、まぶたが重い、笑い顔がひきつる。
• 眼を閉じにくく、洗顔の時に眼に水が入る。
• 上まぶたがさがり、開きにくい。または、下まぶたがたるんで、腫れたようになる。
• 眼が乾いたように感じる、あるいは涙があふれる。
• ピントが合わせづらくなる。
• 注射をしたところに、皮下出血ができる。

眼瞼けいれんのボトックス治療について

by グラクソ・スミスクライン株式会社

（実際にどこに注射をうつのか、詳しく書いてあります)
http://botox.jp/experts/bs_hfs/botox_ope/botox_ope_001.html

これで治るのかどうかは全くもって不明ですが、最近顕著に顔つきが変わってきたと言われることが多いので、写真付きで（といってもかなりボカシたつもりですが）、変化をたどっていきたいと思います。全くもってオバサンで美人ではないので、

「くろねこさんって、もしかしたら美魔女なのでは！」

とひそかに期待していた皆様、ごめんなさい。笑 wwwww ....orz...

眼瞼けいれんとは:

眼の周りには眼輪筋（がんりんきん）といって，瞼を開閉に関わる顔面神経系の筋肉があります。眼瞼痙攣は，この両眼の眼輪筋に自分の意志とは関係なく力が入る病気で，中高年に好発します。初期症状は眩しさを感じたり，眼がパチパチすることから始まります。その症状は明るい場所や精神疲労で悪化し，徐々にひどくなると眼瞼を閉じる力が続くようになり，日常生活に支障をきたすようになります。症状の進行は比較的ゆっくりしていますが，そのまま放置して自然に治る病気ではありません。ドライアイを併発します。
引用 : http://www.houtokukai.or.jp/syourei7.html