くろねこの涙

レーシック難民になってからの記録

今までの治療法の総まとめと、角膜神経痛 @ Level 3.5

プリズム遠近両用眼鏡で、手元などの作業はしやすくなり、外出時などの眩しさも若干抑えられるようになりましたが、眼の表面のヒリヒリとした、唐辛子やら石鹸やらお酢を塗り付けられている痛みには変化がありません。

ということで、知り合いの眼科医さんの知り合いの眼科医さんの知り合いの眼科医さん…に紹介いただいた眼科医院へ行ってきました。

美人に美人を紹介してもらったら、何人目にとびっきりの美人さんに出会えるかという番組が昔あったのを覚えていますが、


私の場合、4人目に光が見えてきた感じです(笑。


仮に、A眼科医院としておきましょう。

先生の診断を下記にまとめておきます。


1) ドライアイ

  • 検査により、レーシックの後遺症からドライアイになっているのは確実。
  • 近視の強度が高い女性は、特に術後にドライアイが続く可能性が高い。
  • ドライアイは残念ながら治らないだろう。特に女性の場合は、更年期に入りホルモンのバランスが崩れることで、治癒が難しいかもしれない。
  • 涙点プラグ、目薬(ジクアス、ヒアレイン、サンティア) を中心に、ずっとドライアイ治療が必要。

私の場合、涙点プラグと目薬の治療により、眼の表面は適度に潤っている状態だそうです。これだけ涙が溜まっているのに、ドライアイで眼の表面がヒリヒリ痛いというのは「ありえない」。

この眼の表面の痛みは、ドライアイではないそうです。

治療法

  1. 涙点プラグ
  2. 目薬の継続
  3. 眼にやさしい生活(睡眠・運動・食事・働きすぎない)を心がける

2) 過矯正 (遠視) とレーシック前からあったと思われる外斜位

  • 視力検査により、遠視がかなり出てきているということでした。
  • 遠くを見るのにも、近くを見るのにも、眼の奥をきゅーっと緊張させないといけないので、ひどく疲れやすい眼になっている。
  • 裸眼で頑張ろうとすると、肩こり、眼精疲労、体調不良など眼から来る病気のオンパレードになるので、眼鏡で調整するのは正解。
  • 遠視で眼の奥の痛みを訴える人は多いが、眼の表面の角膜の痛みは関係ないと思う。遠視からくる眼の表面の痛みの場合、そこまで症状がひどくない。


ありえない視力に矯正されちゃったのは間違いなさそうです。

検眼士さんの「あらぁ、かわいそうに。本当に見づらくて疲れる眼にされちゃったわねぇ」という声を覚えています。

治療法

  1. 眼鏡での調整
  2. 年をとると、お手元用眼鏡、遠く用眼鏡の二つが必要になる
  3. 最悪の場合、手術をうけた病院で再手術を行うことも可能だが、年齢もありお勧めしない


3) 角膜表面の痛み


  • 病名は「角膜神経痛」。
  • 通常レーシックの後1年で角膜は再生し、角膜の痛みなどは発生しなくなる。ただし、まれに角膜の神経が切れたことにより神経痛、知覚過敏のような症状を訴える人がいる。
  • 角膜神経の再修復が正常に行われなかった可能性もあるが、現時点では特定できない。
  • この後遺症は、コンタクトレンズの使用歴が10年以上と長い、それも女性に多い。レーシック以外の眼の手術の後遺症から、角膜神経痛になった患者さんの治療したことがある。
  • 元々眼の角膜神経が知覚過敏気味という体質による。レーシック前にはそのような検査をしないので、事前にはわからない。
  • 歳を取って神経の過敏さが無くなってきたら、痛みがましになるかもしれない。


いえいえ、私自身もそうじゃないかなーと思っていたんですよ、角膜神経痛。英語の文献なども、眼調が良いときはあさって読んでいました。

でも、私から言い出したわけでもないのに、先生の方からこの「角膜神経痛」という病名を聞いたのは初めてです。

日本も捨てたもんじゃない!
先生、やっと気持ちが楽になりました。


治療法

  1. ステロイドの目薬(フルメトロン) - 神経の過敏さを抑える目的
  2. 治療用コンタクトレンズの装着


ということで、このコンタクトレンズなんですが。

何と最初は、度の入ってない使い捨てコンタクトレンズで良いんですって。(ただし治療用に処方してもらえる病院は一部)

そこから始めて効かなければ、連続装用の治療用コンタクトレンズや、特殊な治療用の大きなコンタクトレンズ(ボストンレンズのことかな?)にするそうです。


レーシックして、
眼鏡だけじゃなくて、
・・・・・・・コンタクトレンズ???


「コンタクトして目薬していいんですか???」
「はい、全然問題ありません。だって、治療用ですからね。」

「コンタクトして寝ちゃっていいんですか??」
「はい、取れちゃうこともありますけど、治療目的ですからね。」

「ドライアイなのにコンタクト、大丈夫ですか?」
「ドライアイはちゃんと治療できているので、大丈夫です。治療用ですから、コンタクトも潤いが多めになっています。」

「コンタクトをすると、角膜細胞が減るとか、眼に良くないと聞くんですが…」
「正しい使い方であれば、そんな事はありません。それに治療用ですからね!」


ただしこの治療用コンタクト…
通常の眼科医院で手に入れることが難しいです。

それにまたお金が…!。


そこで先生からとあるアイデアをいただいたのですが、
それはまた別の日に書いてみたいと思います。


病院からは1セットしかもらえなかったので、来週から試してみます。
効きますように!


でも、
レーシックしたのに
眼鏡と
コンタクト?????