調節麻痺・散瞳点眼剤を辞めていたら、仮性近視になってしまった @ Level 3.5
前回のブログの内容を染井さんはじめ、Visionさんにも取り上げていただきまして、本当にありがとうございました。
レーシック後に後遺症を発症した人々は「レーシック難民」と言われています。そのネーミングのとおり、手術をした病院に通っても治療への積極的な働きかけやサポートはほぼ皆無。その後、少しでも症状を緩和させようと、ありとあらゆる眼科をめぐる放浪の旅が始まります。良いと聞けばどこの眼科へでも、予約を入れて駆けつけます。蜘蛛の糸のような、細い細い希望でも、少しでも痛みを感じない日常が戻るなら、健康に働き続けられるならと、貯金を崩して診察に出かけてしまいます。
難民の旅は国内のみでとどまる訳ではありません。
南アメリカ、ロシア、ヨーロッパ、東南アジアなどでレーシックを受け、後遺症を発症した患者さんは、国を超えて治療に通っているケースも多々見受けられます。東欧で手術を受けた若い男性が北欧のノルウェーまで飛行機で通って治療を受けたり、カナダ西海岸で手術を受けた女性が、アメリカ東海岸まで治療に通っているケースも日常茶飯事です...。
さて、先週T眼科へ受診に行きました。調節麻痺・散瞳点眼剤を1か月以上やめてしまっていたので、「きゃぁ先生に怒られるかもー」と思ったのですが、先生には正直に目薬が身体に合わなかったことを言いました。
検眼したところ、何と!近視になっている!
くろねこ「先生、近視になっているんですね!やったー、レーシック前の眼に戻れるんですね。このまま近視が進まないかなぁー。」
先生「間違っています。この近視はね、眼が緊張して、眼精疲労が蓄積されて悲鳴を上げる寸前だという証拠なんです。数週間前に、+1.5まであった眼が、急に近視になることはないですよ。これは、眼精疲労なんですっ。だから、喜ぶどころか危惧しなきゃいけなんですっ。」
先生には再度、サイプレジンをもっと薄めたものをいただきました。
ただ、来月には遠い眼科で最後の?セカンドオピニオンをいただく予定なので、その診察が終わってから、治療を再開したいと思っています。
連休は、ただひたすらジムに通い続けました。+1.5のコンタクトをつけて、運動しているときが一番幸せ。泳ぎが苦手なのですが、初心者レーンで休み休み泳いでみました。今年の夏は、治療ビンボーなのでどこへも行けません。その分、会費を払っているジムに通って、プールを満喫しようと思っています。少しは泳ぎが上手になるといいんだけど、25m泳ぐとゼイゼイしてしまう...。
本当は海に行きたいな。
夏らしいこと、いっぱいしたいな。墓参りも、畑仕事も、ビーチも、山歩きも、ドライブも...なんでこんなにハードルが高くなってしまったんだろう。
後遺症被害レポートの第二弾の締め切りは7月20日、あと5日です!
詳細はこちらです。第一弾の被害レポートは、レーシック難民を救う会 (レーシック被害者の会) の担当者から、みんなの党の三谷英弘先生へ提出させていただきました。今回のレポートに間に合わなかった方は、第二弾のレポート (7/20締切) にてお願いいたします。
被害レポートを提出していただいた方には、今後、レーシック難民を救う会 (レーシック被害者の会) の方から、その後の情報などのアップデートをさせていただきます。
被害情報をお待ちしています - http://lasikmutualjapan.jimdo.com/
お願い : 被害レポートの締め切りが延長されました @ Level 4.8
後遺症被害レポートの締め切りが、7月20日まで延長されました!
詳細はこちらです。レポートの締め切りが延びましたので、この機会をのがさないでくださいね。
レーシック後、身体の不調、近視の戻り、眼の表面の痛みなど、不具合が発生した皆様全員が対象となりますので、ぜひご協力お願いいたします。また、後遺症を発症した本人様からのレポートだけではなく、周りのご家族やご友人からのレポートも受け付けています。集まったレポートのなかには、ご家族の方からのレポートもあります。レポートをためらっている方、今すぐお願いいたします。
被害情報をお待ちしています - http://lasikmutualjapan.jimdo.com/
私の方は、ジクアスとムコスタのみで頑張っておりますが、眼調は最悪最低。あまりに痛いので、今は片目を眼帯 (ではなくて大型バンドエイドだった) で覆ってタイプしています。両目で見るよりも、片目(左眼 only) で見た方が楽。
調節麻痺・散瞳点眼剤を辞めたら、巡回の吐き気や、激しい「ひざかっくん」眩暈はすっきりと無くなりました。代わりに眼の表面の激痛が、待ってました!とばかりに大々的にカムバックした感じです。眩暈・締め付け・吐き気・失神などの身体的症状と、眼の表面の激痛という症状は、実は表裏一体なのだなと痛感させられました。
「眼の緊張を緩和させることによって、眼の表面の激痛は若干緩和されるが、吐き気や眩暈などの身体的症状が顕著になる」これはどういう事なんだろう?それとも、単に私や私の環境が、調節麻痺・散瞳点眼剤などの治療に合わなかっただけなんだろうか?
ということで、振り出しに戻る。振り出しに戻る。何度も何度も。でも螺旋階段みたいに、きっと一歩上がったところでの振り出しに戻っているんだろう、と。そう願うしかない。
調節麻痺・散瞳点眼剤を使用した治療を中断、で治療のまとめ @ Level 5.0
後遺症被害レポートの締め切りは明日です!
衆議院議員の三谷先生の被害状況データ作成のためにぜひご協力ください。詳細はこちらです。だいぶ集まってきました、本当に本当にありがとうございました!
レーシック後、ほんの些細な不具合や不安を感じた方、近視に戻ってしまった方、老眼が年齢よりもきつく出てしまった方...何らかの不具合が発生した皆様全員が対象となりますので、ぜひご協力お願いいたします。レポートをためらっている方、今からすぐにでもお願いいたします。それがせめてもの、希望です。
被害情報をお待ちしています - http://lasikmutualjapan.jimdo.com/
調節機能・散瞳点眼剤を使用した治療ですが、6月中旬にて断念しました。焦点がゆらゆら合わない、眩しくて頭痛がする、眼の奥が痛い、巡回で吐き気が起こる、頭痛がひどい、などの新しい症状が段々エスカレートして眩暈で倒れ、その後は、なし崩し的に体調が悪化。まっすぐに歩けない、常に船酔いのような状態まで追加されて、真剣に世を儚んだ?日も。
現在のメインの病院であるA眼科で相談したところ、調節麻痺・散瞳点眼剤が身体に合っていない(というか仕事に合っていない)可能性があるということで、いったんすべての調節機能・散瞳点眼剤を中止しました。
今はジクアス・ムコスタ(ドライアイ治療目薬)のみを使用し、他のすべての目薬は中断しています。
そんな体調不良オンパレードで、半月位の治療関連のアップデートを行うことができませんでした。また、このブログ自体、かなり時差がある状態で書いているので、しばらく時間概念が狂った内容が続きますが申し訳ありませんです。
今までに使用した調節機能・散瞳点眼剤と、その感想を書いてみます:
アトロピン点眼薬 0.01%
1か月近く使用しましたが、私の身体にはアトロピンは合いませんでした。あるいは、ほとんど1日パソコンを使用する仕事をしながらの治療は、難しかったのかもしれません。ただし、この治療により + 0.5 辺りの遠視が + 1.0近くまで出てきましたので、実際の遠視度数を測るには効果があったように思います。
- T眼科さんから処方。
- とにかく眩しい。晴れた日の横断歩道の白い色を見ただけで、眼から脳天を鉄鍋でがーーーんと殴られたような痛みが発生する。
- 暗い場所から明るい場所に行くと、一瞬失明する。よって、車の運転や自転車の運転は自動的にできなくなる。
- 午後4時頃になると、吐き気が襲ってくる。気持ち悪くなって動けない。
- 日によって、あるいは時間帯によって視力がかわり、見えたり見えなくなったりする。そのため、すべての眼鏡が合わず、仕事などをするのがかなり困難になる。
- 頭痛、眼の奥の痛み、眩暈などが発生。
- 眼の表面の痛みは、体調不良にかきけされ、若干良くなったような?
- 効果がある目薬だと思う。ただ、パソコンをよく使ったり、車を運転する仕事との併用には無理があるかもしれない。1か月単位でお休みが取れる状態で治療をしたら良いと思う。
サイプレジン点眼薬 0.025%
アトロピンの副作用がひどすぎたので、T眼科さんにて、次に処方されたのがサイプレジン点眼薬でした。こちらはアトロピンほど副作用がなく、眩しさも軽減されました。ただ、激しい眩暈が発生し、数回ぶっ倒れたのでちょっと怖くなりました。
- T眼科さんから処方。
- サイプレジンを使い始めてからは、若干体調が楽になる。
- 巡回の吐き気が無くなり、減った体重が戻り始める(笑。
- 激しい眩暈、船酔いのような状態が時たま発生。ただし発生した時の症状はひどく、2回ほど倒れて救急車騒ぎ寸前。
- 相変わらず、視力がころころ変化し、朝見えていたものが夕方には見えなくなったり、メガネをした方が見えやすかったり、裸眼の方が楽になったりと、眼の見え方がころころと変化する。身体が追い付いていけない感じ。
- 若干眩しいが、アトロピンほどではない。
ミドリンM 点眼液 0.4%
あまりに眼調が悪く、セカンドオピニオンとして、いつもメインで通っている 近所のA眼科さんで相談。アトロピンやサイプレジンよりか効果が弱い、ミドリン Mを処方されました。ミドリンMを数日試してみて効果が無ければ、調節麻痺・散瞳点眼剤の治療は中断した方が良いのではないかとのこと。
アトロピンやサイプレジンは、眼の調整力がほとんどなく、その上パソコンの仕事が多い私には合わなかったのかもね、とのことでした。
- A眼科さんから処方。
- ミドリンMをさすと、一瞬しみる。ひりひりーっとしみますが、すぐに無くなります...この眼にしみる感覚が永遠に続くのが、私のレーシック後遺症みたいな感じかな?
- 特に効果も、副作用も感じない。
- 視力が安定せず、いつも焦点が合わない感じは続いている。
- 体調はかなり回復。ただ船酔いのような状態がときたま出て、動く映像(電車、動きの速い動画など)をみると吐き気がしてくる。
- 激しい眩暈は発生しなかった。
ということで、ミドリンMを使用しても、良くも悪くもならない感じが続いたので、調節麻痺・散瞳点眼剤による治療をいったん中断しました。今後再開するとしたら、私の場合は、ミドリンMが一番楽だったように思います。
ただ上記の感想は、あくまで個人の体験です。ですので参考程度にしてください。また、仕事や家事の内容によっても、これらの治療が合う人と、合わない場合があると思いますので、ぜひ主治医の方の意見を聞いてから考えてほしいと思います。
今は、調節麻痺・散瞳点眼剤を中断して数日たちますが、体調は若干良くなっている兆しが。ただしまだ眼の焦点が合わず (焦点があっては外れ、合っては外れ、というのを繰り返している)、船酔いのようなゆらゆらした感じがあるので、また新しい後遺症が追加されたのかと、少し不安です。
ちょっと体調不良満載だった6月の記録でした。
アトロピン点眼薬 0.01% (右) : 瞳を開く目薬を薄くしたもの。遠視や乱視、弱視などにおける屈折検査にも使用されます。副交感神経の働きを抑えることで、眼をリラックスさせるようです。就寝前に1回のみ、使用します。
サイプレジン 0.025% (中央) : 副交感神経を介して動く眼の筋肉に作用し、眼の緊張を緩和させ、ピント調整をする筋肉などを休ませる薬です。アトロピンより若干効果が弱く、眩しさなどの副作用も少ないそうです。就寝前に一回のみ使用。
ミドリン M 0.4% (中央) : こちらも、副交感神経支配の筋肉に働いて、目の緊張を緩和させる目薬です。瞳孔を大きくしたり、ピントを調節する筋肉を休ませたりする作用があります。私の眼が調子悪いせいもあるかもしれませんが、この目薬は眼にしみました。さした瞬間、ひりひりーっとする。 就寝前に一回のみ使用。
調節麻痺・散瞳点眼剤を使用した治療 1か月12日目 @ Level 4.0
レーシック後に何らかの後遺症が発生した方へ。
衆議院議員の三谷先生の被害状況データ作成のためにぜひご協力ください。詳細はこちらです。すでに被害状況をメールしてくださった方、本当にありがとうございました!
...まだ出していないという方。もしかしたらこんなチャンスは、ほとんど無いかもしれません。この後遺症や不調から少しでも脱却するために、3分だけ時間をください。このページをみてメールを書いて (あるいは書いてもらって) ください。ほんの少しの勇気、ありがとうございます。いつかきっと、みんなで一緒に元気になりましょう。
被害情報をお待ちしています - http://lasikmutualjapan.jimdo.com/
さて、今週はT眼科での診察でした。アトロピン 0.01%をさし続けて、ほぼ1か月以上が経とうとしてますが、どんな変化があったのでしょうか?
結果:
- 若干の遠視が出ているが、まだ視力は安定していない。
- 眼の調整機能(眼精疲労の度合い)をはかったが、全然緊張が取れておらず、1ヵ月前と同じまま。
- 若干、斜位 が良くなっているような感じはある。
と、いうことでまた残念な結果になってしまいました。もう少し眼の緊張が取れないと、眼鏡やコンタクトレンズなどの処方は難しいようです。
ただ私の場合、アトロピン治療でちょっと副作用が強く出てしまっています。眼の奥の痛み、吐き気、眩しさからくる頭痛、と眼の表面の痛みよりも、全体的に体調が悪い感じが顕著になってきてしまいました。
で、今回アトロピンの代わりに処方してもらったのが、サイプレジンという目薬です。アトロピンと同じように、余分な眼の緊張をとる目薬ですが、散瞳 (瞳孔を開くこと、同時に眩しい) の効果がアトロピンよりも弱いということで、副作用が少ないという事でした。ただし、アトロピンよりも弱い薬なので、数か月単位での治療が必要だとのことです...ううむ。
今はサイプレジン 0.025%を就寝前にさしていますが、確かに吐き気などの症状は治まりました。ただ、何か治療前の状態に戻って、近くの見えづらさだけが残ったような気もしますね、うーむ。ただ、眩しさはほとんど感じないので楽です。
しばらくこれで様子をみてみるしかないのかなぁ。しかし、眼鏡をかけていても近くが見えづらい。お化粧をするときに眼鏡を外すため、自分の顔が見えない。
久しぶりに +1.5 のコンタクトレンズをつけたら...初めて気づいた恐怖...自分の顔に...産毛...じゃなくて...ヒゲがムダ毛がみっしり...あああああああ。眼鏡では、裸眼では、見えてなかった。あああああ、神様助けてくれぇ。これで外出してたのか、私。
さてレーシック後遺症発生後の対応についてですが、同じくレーシック難民仲間の方が、詳しく下記のブログ項目にまとめてくださいました。ぜひ、参考にしてみてください。
レーシック難民になったと思ったら (by レーシック相談室)
http://lasik-vision.me/lasik-complication-what-todo/
ミオピン(左) : 眼のピントを合わせる筋肉の調整機能を改善します。調節緊張を緩和させる作用があり、眼精疲労に用いる薬のようです。朝・昼・夕方の3回使用します。
サイプレジン 0.025% : 副交感神経を介して動く眼の筋肉に作用し、眼の緊張を緩和させ、ピント調整をする筋肉などを休ませる薬です。アトロピンより若干効果が弱く、眩しさなどの副作用も少ないそうです。就寝前に一回のみ使用。
調節麻痺・散瞳点眼剤を使用した治療 16日目 @ Level 3.5
不思議。
症状が七変化。
今までは、とにかく眼の表面がひりひりびりびり、シャンプーだか唐辛子でも眼に入れたような痛みでもがき苦しんでいて、もう、その痛みさえ治ればいいとか思っていたのですが、調節麻痺・散瞳点眼剤を使用した治療を始めてから、症状がコロコロと変化してきました。
昨日から、眼の表面の痛みより、眼の締め付け、眼球をぎゅっと握られているような痛みが強くなってきて。頭痛もひどくなってきているし、久しぶりに吐き気も続いている。
同じ闘病仲間では、染井さんの症状に近いのかもしれません。
雨の中、メガネをかけて散歩してみましたが、遠くも近くも良く見えず、それでも身体を動かしている方が楽なので歩き続けていたら、16時頃から吐き気。うわぁ、もう動けないかもと、とぼとぼ自宅へUターン。
久しぶりに鏡を見たら、額の右側に3本の皺がくっきり。
眼が思うように開かず、下の方を見るのは楽ですが、上の方を見ようとすると、どうしても眉や額の筋肉で眼を無理やり開こうとしているのだと思います。だから、激しい頭痛が起きるのでしょう。この症状をどこかの眼科で訴えたら、眼瞼下垂と診断されること間違いなし。
レーシック被害者のMD-87さんも、レーシック後に眼瞼下垂と診断され、手術を受けたとブログに記述されていました。このように、レーシック後の不調を訴えると、こぞっていろいろな病気と診断されてしまいますが、本来の根っこの問題は「レーシックによる後遺症」なのだと思います。
MD-87さんと同じく、自分自身の感覚では、単独で「眼瞼けいれん」を発症したのではなく、過矯正などの後遺症によって「眼瞼けいれん」が引き起こされたのだと思い始めています。ただ、ボトックス注射を受けてから3か月以上経過し、効果がそろそろ無くなってきた頃です。確かに、ボトックス注射にはそれなりの効果があったようには思いますが、継続時間が短すぎるし、対処療法にしては高額かなと思います。
とりあえず、調節麻痺・散瞳点眼剤の治療経過をみて、次回のボトックスを受けるかどうかを考えたいと思います。
いや、もう、凹むほどに、眼が大暴走。
それだけ、治療によって本来の遠視・あるいは別の何か、が出てきているのかもしれません。
調節麻痺・散瞳点眼剤を使用した治療 15日目 @ Level 4.5
ミオピンとアトロピン 0.01% の治療を始めて、15日目に入りました。
正直、今週はつらかった。ゴールデンウィークの休みの間はほとんどパソコンやテレビなどの電子機器をみていなかったので、余計疲れを感じたのかもしれません。また、調節麻痺・散瞳点眼剤によって、眼鏡をかけていても、見え方ががらりと変化してしまっていました。
幸いなことに今週は外出や出張がほとんど無かったので、何とか病欠を取らずに出勤できましたが、今日は午後4時位に眼の疲れから吐き気、頭痛などに悩まされてしまい、1時間ほど近くの公園でゲロゲロダウンしてしまいました(涙。
良いのか悪いのか分かりませんが、眼精疲労からゲロゲロ= 吐き気・嘔吐 が発生した時には、タナベ胃腸薬 <調律> の粉薬を飲みます。なぜか、30分位で何となく効いてくる気がするのは気のせいかな...吐き気止めはいろいろ試しましたが、なぜかこれが一番効きました。
ただし説明書をみると、「緑内障の人は服用しないこと」とあります。眼に良くない作用があるのかなぁ、と若干不安になりながら服用。他の市販薬にも、結構この「緑内障の人は服用しないこと」の記述があるので、最近説明書をよく見るようになりました。一体、眼と、どんな相互関係があるんだろう...飲んだらいけないのかな???不安ばかり。
調節麻痺・散瞳点眼剤を使用した治療 2週間目 @ Level 3.8
ミオピンと、アトロピン0.01% を点眼し続ける治療も、2週間目を迎えました。当初悩まされていた、脳天を殴られるような眩しさや、見え辛さも落ち着いてきて、それほど点眼前と代わりなく仕事も生活もできるようになってきました。
私の場合はそれほど眼の表面の痛みや、眼の奥の痛みが楽になるような気配はありません。ただし、点眼治療前に悩まされていた、顎や顔全体が痙攣のように力が入って突っ張る感じ、奥歯の辺りががちがちと緊張で強張って震えるような感じ、がかなり和らいできたので、少しずつであっても眼精疲労が緩和されてきているのかもしれません。
ただ、これは私自身の体調の問題もあるかと思います。
ですので、調整麻痺・散瞳点眼による治療が、顔や頭、顎などの眼精疲労から来る強張りや突っ張りに効くのかどうかというのは、まだ分からないですね。
あと、涙が始終ぽろぽろ流れてきて本当に困る症状ですが、こちらはちっとも改善の兆しがありません...のでかなり困っています。ひっきりなしに眼鏡を押し上げて、ハンカチで目頭を押さえないといけないというのは、どう考えてもおかしい。涙がいつも眼に溜まっていて、ハンカチでふかないとぽろぽろ流れてきて、笑いながら泣いているというのも、どう見てもおかしい。
この症状、本当に人と会っているときには、「ぎょっ」とされることが多いので、何とか治したいものです。この症状がレーシックによるものなのか、全く別の原因で発生しているのかは分かりませんが、情けないというか、恥ずかしいというか、この症状だけで自動的に引きこもってしまいそう。はぁ。
最近、レーシック被害者会にて、悲しい報告を受けました。レーシックを受けたあとに後遺症を発症した若い患者さんが、自ら命を絶ってしまったそうです。残された家族の方から、レーシック被害者会に相談があった事で判明しました。ご冥福をお祈りするとともに、二度とこのような悲劇が繰り返されないことを祈ります。
レーシックを受けたばかりで、今、身体に訳のわからない異様な症状が起きてパニックになっている方。どうか、焦らないでください。私もレーシックを受けてから2-3か月は、地獄という言葉以外に例えようがない苦しみで、仕事を衝動的に辞めようかと思ったり、あまりに眼が痛くて眼をくりぬいてしまおうかとか、マンションから飛び降りて楽になろうかとか、本当に焦りました。
"焦る" なんて言葉でも説明ができません。頭が真っ白でパニックで、自分に何が起きたのか、いったい自分がどうなってしまったのか、全く理解ができない。でも、この身体から直ちに逃げ出したい。眼が焼けるように痛いのに眼を閉じても激痛で、吐きまくって、会社へ行ってもパソコンの光が眼に突き刺さるので早退し、次第に病欠続き。1分1秒が拷問のような毎日。
それなのに、手術を受けた病院へ相談に出向いても、「老眼鏡をかけましょう」「ドライアイです」「1週間も or 3か月も or 半年も or 1年もたてば楽になりますよ」と、ヒアレインとサンティアという一般的な目薬を出されるだけ。効果的な治療は行われず、残念ながら真摯な態度で治療をしようという姿勢もみられませんでした。
私の場合は術後10日辺りで、何とかインターネットで書き込みをして自力で助けを求めることができる程度でしたし、また、初期の段階で、患者の側にたった良い眼科医の先生にも出会えたのが、本当にラッキーでした。また、眩暈や失神など、全身の症状がでなかったことも幸いでした。家族や友人、そしてレーシック被害者(レーシック難民)の先輩たちの支えで、今では、何とか仕事を続けていられる程には、後遺症をコントロールができるようになりました。
後遺症が治るとは言えませんが、少しは何とか楽になる方法はあります。
ぜひ、希望を捨てないでもらいたいと切に願います。
レーシック難民を救う会 (被害者の会) - 私もいろいろとアドバイスをいただき、今まで何とか乗り越えてくることができました。